中古車購入チェックポイント [2022.04.30 UP]

中古車の納車期間はどのくらいかかる?納車を早めるポイントなどを詳しく解説!

車を購入する際、気になるポイントの一つとして挙げられるのが「納車期間」です。

新車であれ中古車であれ、納車期間によっては今乗っている車を売却するタイミングやレンタカーの必要性などが変わってきます。そのため、目安となる納車期間を知ることができれば、比較的計画も立てやすくなるでしょう。

今回は、新車と中古車の納車期間の違いや、中古車の納車期間を早めるポイントなどを詳しく解説していきます。

いつ届く?中古車と新車の納車期間の違い

新車と中古車のどちらを購入するか、悩んでいる方もいるかもしれません。ひとくくりに「納車期間」といっても、新車と中古車ではその期間が異なります。

「今すぐ必要なのか」それとも「ある程度の余裕があるのか」ということも、新車にするか中古車にするかを選ぶ際には重要です。

では、新車と中古車ではどれくらいの違いがあるのでしょう?以下で詳しく説明します。

新車を納車するまでの流れ

新車の一般的な納車期間は約1~3ヵ月となります。しかし、メーカーの生産状況や注文状況によって差が出てくるので、ディーラー側も正確に納車期間を把握することが難しいのが現状です。

新車を納車するまでの流れは以下のようになります。

1.お客様から注文を受けてからメーカーに発注をする
2.車の生産をし、ディーラーや販売店に輸送
3.オプションの装着
4.納車

新車を注文するとメーカーに発注され、基本的にはそこから生産がはじまります。生産時、メーカーオプションを多くつけると納期が遅れる場合があります。

完成した車はディーラーや販売店に輸送されますが、1台ごとの輸送は行われません。新車を何台かまとめて輸送するため、数日から1週間程度の配送待ち期間がかかります。

車が到着すると、オプションの装着やメンテナンス作業が行われます。その他、車両の登録手続きなどの事務作業もあるため、ここでも数日かかることになるでしょう。

ここまで完了してやっと納車となります。納車は、主に自宅納車と店頭納車の2パターンです。自宅納車の場合は車を届ける担当者の都合もあるため、希望日より遅れる可能性があります。

このように、いろんな過程を踏んでいくたびに様々な要因があることで、納車期間が長引く傾向があります。

中古車を納車するまでの流れ

中古車の一般的な納車期間は約2週間といわれています。新車と比べると圧倒的に短いことが分かります。

中古車を納車するまでの流れは以下の通りです。

1.お客様が車の購入契約をする
2.各書類の準備
3.車両登録や名義変更
4.納車前点検
5.購入費用の支払い
6.納車

中古者を契約すると、車両登録や名義変更が必要となります。そのため、まずは手続きに必要な書類を準備しなければなりません。書類が整い次第、陸運局や軽自動車検査登録事務所で車両登録や名義変更の手続きを行います。

これが終わると次は納車前点検です。中古車に不具合がないかなど、徹底的にチェックします。この際に異常箇所が見つかれば、修理のため納車期間が長くなる可能性があります。また、カーナビの取り付けがある場合はさらに数日かかるでしょう。

次は、購入費用の支払いです。自己資金の場合は一括で支払い、ローンを利用する場合には頭金を支払います。

これらすべてが完了するといよいよ納車です。

販売店の状況や時期によっては、多少納車期間が変わる場合があります。

中古車の納車期間が長引く原因とは?

一般的には約2週間で納車される中古車ですが、思わぬことから手続きや作業が遅れ、納車期間が長引いてしまう可能性があります。

考えられる理由は6つあります。以下で詳しく説明していきます。

①必要書類に不備がある

中古車を購入した場合、必要書類に不備があると、納車期間が長くなってしまう可能性があります。

例えば、普通車の中古車を購入した場合、印鑑証明が必要になりますが、これは有効期限が3ヵ月以内のものと決められています。以前使った印鑑証明があるからといって日付を確認しないでおくと、有効期限が切れていたということがあります。

また、その他に必要な書類として「車庫証明」があります。これはスムーズに手続きが進んだとしても、交付されるのに中1日、遅いところでは中4日はかかります。そのため、申請書類に記入漏れがあった場合は、さらに日数がかかってしまうでしょう。

車庫証明の交付日数は警察署によって違うので、申請する際に確認するか、事前に電話で聞いておくことをおすすめします。

その他にも「印鑑を忘れた」「書類をなくした」などの初歩的なミスもあり得ます。

納車期間を短くするためにも、必要書類は大切に保管しましょう。

②販売店がちょうど繁忙期

中古車だけに関わらず、車の販売店全般に言えることですが、新年度がはじまる前の「2~3月」は車の販売台数が増える繁忙期です。

それに伴って納車整備や登録手続きの量が増えれば、納車の順番待ちをしなければなりません。

また、それ以外の時期でも、販売店独自のキャンペーンやイベントを開催している期間は販売数が増えるため、納車期間が長引く可能性があります。

③販売店から納車場所までが遠い

中古車は、インターネットを利用することで遠方の販売店からも購入することができます。近くで気に入った車が見つからないときも、探す範囲を広げることで納得のいく車を見つけられるところがメリットです。

しかし、ここで注意するポイントがあります。それは距離が遠くなればなるほど、手間がかかるということです。そして、手間がかかるということは、自ずと時間がかかります。

あまりにも遠すぎると車の輸送費や自分自身の交通費などの経費もかかるため、販売店から納車場所までの距離に気をつけながら中古車を選ぶようにしましょう。

④ローンの審査に時間がかかる

中古車の購入費用の支払いに「銀行系カーローン」を利用する場合は注意が必要です。

銀行系カーローンは別途手続きが必要となり、販売店への支払いには約1週間かかります。

ローンの種類はさまざまで、どれを選ぶかによっても納車期間が変わる可能性があります。ローンについては、後ほど詳しく説明しましょう。

⑤購入した中古車の車検が切れている

購入した中古車の車検が切れている場合は、あらためて車検を取らなければなりません。

車検にかかる期間は、依頼するお店や検査内容によって様々です。スピード車検や当日車検と謳っている専門業者であれば、30分程度で終わるところもあります。しかし、一般的には2~3日かかる場合が多いでしょう。

中古車販売店でも車検を行うことができますが、車検の所要時間はお店の混み具合に左右されます。そのため、車検に時間がかかった分だけ納車期間にも影響が出ます。

⑥車の整備や補修に時間がかかる

納車前点検で異常箇所が見つかり、修理が必要になると、それだけ納車期間が長くなります。

さらに、修理する箇所によっては部品を注文する必要が出てくるため、部品が届くまでの時間が上乗せされます。

納車を早めるポイントを紹介!

これまで、納車までの流れや納車期間が長引く原因を解説してきました。それらを踏まえ、どうすれば納車を早めることができるのでしょうか?

納車を早めるポイントは主に4つあります。以下で詳しく説明します。

①書類に不備がないように事前準備する

書類に不備があると納車期間が長引いてしまいます。そして、必要書類には取得するのに時間がかかるものもあります。中でも手続きに時間を要するのが「車庫証明」です。

車庫証明とは、車の保管場所を警察署に届ける書類となります。そのため、駐車場が決まっていなければ申請ができません。

一軒家に住んでいる場合は簡単に駐車場を確保できることがほとんどですが、駐車場がないアパートやマンションなどに住んでいる場合は、事前に駐車場を用意する必要があります。

中古車の購入を決めたら、それと同時に駐車場を確保するようにしましょう。

また、その他の必要書類についても、どのようにして取得するのか、取得にかかる時間はどのくらいなのか、ということを事前に調べておくのがおすすめです。

②お日柄を気にしない

冠婚葬祭を行うのによく使われるのが「六曜」です。六曜とは、「大安」「友引」「先勝」「先負」「赤口」「仏滅」のことをさします。

「大安」は縁起の良い日とされ、結婚式や上棟式などおめでたい行事が行われます。それに対し「仏滅」は縁起の悪い日とされ、葬式を行うことが多いです。

その他にも「葬式を友引にしてはいけない」などさまざまな言い伝えがあり、このような六曜を気にする方は意外と少なくありません。

納車日についても、安全を祈願して「大安」や「友引」などを選ぶ方が多いです。

納車日が他の人と重なれば、それだけ遅れる可能性があります。そのため、「お日柄は気にしていません」と、販売店に伝えることで納車が早まる場合があります。

③車検が残っている車を選ぶ

はじめから車検が残っている中古車を選べば、車検に通す必要がないので、その分納車が早まります。

もし改めて車検を取るとなると、一般的に2~3日かかると言われています。

④販売店まで取りに行く

納車には、購入した中古車を自宅まで届けてもらう方法があります。しかし、この場合は購入者と販売店の都合が合わなければ、納車が遅れてしまいます。

なるべく納車を早めたい場合は、販売店まで自分で中古車を取りに行く方法がおすすめです。販売店の都合に左右されずに納車できます。

特に販売店が繁忙期の場合は、納車の順番待ちになる可能性もあるため、自分で取りに行くのは有効な手段と言えるでしょう。

車種によっても納車期間が変わる?

これまでは「中古車」というくくりで紹介をしてきましたが、中古車といっても、普通車や軽自動車などの車種があります。

では、車種が違うことで納車期間も変わってくるのでしょうか?ここからは、普通車と軽自動車に分けてそれぞれ説明していきます。

普通車の場合

普通車の中古車を購入する場合は、車庫証明が必要です。住んでいる地域にもよりますが、車庫証明の申請手続きから発行までは約4日はかかります。

そのため、手続きと同時進行で点検などを行ったとしても、最低4日間は必要ということです。

しかし、これはすべてが順調に問題なく進んだ場合ですので、実際にはもっと日にちがかかることのほうが多くなります。

軽自動車の場合

軽自動車の場合は、普通車と違って車庫証明が不要な地域があります。そのため、まずはお住まいの地域ではどうなっているのかを調べておくと良いでしょう。

不要な地域であれば、車庫証明にかかる時間が丸々カットされます。その他に、車検が残っていて、修理する箇所が少ない軽自動車であれば、販売店によっては約3~4日で納車できるところもあります。

また、車庫証明が必要な地域だとしても、軽自動車の場合は普通車ほど手続きに時間がかかりません。手続きした日に届け出が受理され、保管場所標章が交付されます。

保管場所標章とは、車庫証明が受理されると同時に警察署から交付される、約5センチメートル角のステッカーです。標章番号や保管場所の位置、警察署名が表示されています。

このようなことから軽自動車は、普通車よりも納車が早い傾向にあります。

ローンの種類によっても納車期間が変わる?

中古車を購入する代金の支払方法は、おおまかに以下の3つが挙げられます。

・一括払い
・一般的なカーローン
・残価クレジットローン

手元に貯蓄などのお金があれば、中古車の購入代金を一括で支払う方法もいいかもしれません。

しかし、急なトラブルで中古車を購入する場合、手元にまとまったお金がないということも考えられます。

そこで、「一般的なカーローン」に焦点をあて、カーローンの種類やそれぞれの特徴を解説していきます。

ディーラー系カーローン

主なカーローンの一つに、「ディーラー系カーローン」というものがあります。

これは、大手メーカー系列のディーラーが提供しているカーローンのことで、車を購入する際の手続きと一緒に、ローンの審査を申し込むことが可能です。

他のカーローンと比べるとローンの審査が通りやすく、審査時間があまりかからないというメリットがあります。結果が当日中に分かることもあるので、ディーラーで中古車を購入する際はおすすめです。

銀行系カーローン

メガバンクや地方銀行が提供しているのが「銀行系カーローン」です。

これは、車の購入のためのローンとなりますが、車に関係することにも利用できる場合があります。例えば、免許の取得費用やタイヤなどカー用品の購入などです。

車に関係する費用は、高額となるケースが多々あります。そのため、車の購入以外にも利用できる点は、大きなメリットと言えるでしょう。また、金利が低いところも魅力的です。

しかし、審査に時間がかかるというデメリットもあります。そのため、納車を早めたい場合には向いていないと言えます。

自社ローン

販売店が独自の基準で審査を行うのが「自社ローン」です。

ローンを組むときは、信販会社などを通して過去の債務歴や信用情報を確認するのが一般的です。

しかし、自社ローンを提供する販売店によっては、過去に何があったかよりも、これから代金を支払っていけるかどうかが重要と考えているところもあります。そのため、現在の収入などから支払能力があるかどうかを確認することが多くなります。

即日審査を行うところもあり、他のカーローンに比べると比較的時間がかかりません。

消費者金融のカードローン

の購入のためのローンではありませんが、中古車の購入に利用することが可能なものとして「消費者金融のカードローン」があります。

審査基準は、他のカーローンに比べてあまり厳しくありません。そのため、銀行系カーローンやディーラー系カーローンの審査に通らなかった人でも、最終手段として利用できる可能性があります。審査にかかる時間は、約30分と早い点もメリットです。

しかし、金利が高いため注意が必要となります。気軽に利用しやすい分、事前にしっかりと返済計画を立てることが大切です。

ローンは事前審査を利用するのがおすすめ!

金融機関では、カーローンの本審査をする前に「事前審査」を行っているところが多くあります。

事前審査とは、年収や勤続年数などをもとにして、申込金額が妥当であるかをあらかじめチェックすることです。本審査に比べて審査時間が短く、その日に結果が分かることもあります。

事前に借り入れの限度額が分かることは、中古車を選ぶうえでとても役立つでしょう。

そして、何より信用情報機関に記録が残らない点もメリットです。本審査を受けるとその都度記録が残るため、短期間に何回も本審査をしていると、それ以降のローンの審査に影響を与えてしまう可能性が出てきます。

事前審査は記録が残らないので、もし審査が通らず、また申し込みをする際にも安心です。

ローンを利用して中古車の購入を考えているならば、早めに事前審査を行うことをおすすめします。

まとめ

①中古車と新車では、中古車の納車期間のほうが断然早い

②中古車の納車期間は一般的に約2週間

③必要書類をしっかり準備すれば納車がスムーズに進む

④車検が残っている中古車や、納車日の日柄を気にしなければ納車が早まる

⑤車種やローンの種類によって納車期間が変わる

グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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