日本カー・オブ・ザ・イヤー
更新日:2019.10.23 / 掲載日:2019.10.23
マツダ ロードスター[第26回 2005-2006 日本カー・オブ・ザ・イヤー]

2005年は、JR福知山線の脱線事故、国内初の鳥インフルエンザ確認、郵政選挙での小泉自民圧勝、ディープインパクトの三冠達成などがあった年。この年のイヤーカーに輝いたのは、マツダロードスターだった。3代目となるNCロードスターはプラットフォームから一新。エンジンは2.0Lに排気量アップされ。全幅もこれまでの1700mmから1720mmとなり、3ナンバー車となった。初代(NA)、2代目(NB)と続いたライトウェイトスポーツというロードスターの存在が大型化したことで賛否両論を生んだが、徹底した軽量化により重量増は20kg程度に抑えられている。また、電動格納式ハードトップが搭載された「RF」モデルが登場したのもニュースだった。4代目となる現行型(ND)が原点回帰で1.5Lとなったが、あらためてNCの2.0Lを「ゆとりのあるロードスター」と評価するファンも多い。グーネットでは約250台を確認。価格は35万円~220万円となっており、全体相場は緩やかな下降線をたどる。スポーツカーゆえ、実際に乗り味を確かめて購入したい1台だ。
グーネット 全国販売価格相場(マツダ ロードスター)

(単位/縦軸:円、横軸:年) ※価格はグーネット掲載車両による平均価格となります。