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車のエンタメ
更新日:2018.02.23 / 掲載日:2018.02.23

驚きのリビルド! ボロボロのHEMIエンジンが完璧に蘇る!

 近年、年代物のクルマのレストアが静かな人気を集めています。現代の空力特性を突き詰めた流線形のボディとは異なる、どこか無骨な角張ったクルマたちに再び命を与え、楽しむ愛好家が増えています。今回ご覧いただくのは、クルマの心臓部ともいえるエンジン、そのレストアの様子を紹介した映像です。長年放置され、ボロボロに朽ちた状態のエンジンを新品さながらにレストアしていきます。

 レストアされるエンジンは、ダッジなどのマッスルカーの象徴ともいえるHEMIエンジンです。独特のピストン形状の半球形の燃焼室が、力強いトルクと独特のサウンドを生む魅力のパワーユニットです。映像は早送りで進み、見ていてスッキリした気分になれる爽快映像です。アメリカの誇りともいえるこのエンジンの再生に注がれる情熱をどうぞ感じてください!

 レストアするのはこのエンジンです。担当するふたりの男性がコーヒーを飲みながら「かなりヤバイな」という表情を見せます。

 どれだけ放置されたのでしょうか。エンジンのまわりにゴミや油が固着していて、すぐに作業に入ることができません。

 バーナーの炎も使ってクリーニングしていきます。

 まるで木を削るように、固着したゴミを取り除いていきます。

 そして次々と部品を外していきます。クリーニングも同時に行っていきます。大忙しです!

 ひと段落すると、一度ガレージを離れてエンジンをどこかに運んでいきます。

 エンジンブロックを丸ごと炎で熱しています。これは焼き入れですね。耐摩耗性など、強度を向上させるねらいです。本格的です!

 そしてレストア作業を続けます。シリンダーやピストンバルブなどの摩擦が起きる場所を丁寧に研磨していきます。

 エキマニなどはオリジナルがもう錆びて使えませんので、溶接で新調していきます。

 隙間がないように慎重に取り付けていきます。

 バランス取りも行われます。

 手作業でここまで精度の高い作業を行っていますので、ひょっとして新品当時よりもはるかになめらかに回るかもしれませんね。

 研磨やシーリングをきっちりして、ネジも新しいものを取り付けていきます。

 ピカピカによみがえったピストン。

 ピストンリングも新調されて、絶妙なフィーリングでシリンダーに収まっていきます。

 見てください、この美しさ!

 ベルト類も取り付けて。

 いよいよ完成です! 

 アメリカは古いクルマに乗るのには理想の場所と言われます。それはさまざまなクルマのパーツが数多く流通し、また腕のよいメカニックやガレージが多く存在するからだといわれます。それにしてもこのエンジンを積んだクルマ、一度乗ってみたいものですね。

参照元:Hagerty(YouTube)

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

グーネットマガジン編集部

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
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