車のエンタメ
更新日:2018.12.02 / 掲載日:2017.11.24
重さ545kg、300馬力オーバーのケータハム 620Rで小林可夢偉が激走!

パワーウェイトレシオ、という言葉がありますよね。これは車両重量を最高出力で割った値のことで、1馬力当たりが支える重さを表します。スポーツカー的な視点では、この数値が小さければ小さいほど「凄い」ということになります。
参考として並べてみますと、スズキ・アルトシリーズのアルトターボRSは10.46、クラウンシリーズのトヨタ・クラウンアスリート(3.5)が5.17、ホンダ・シビックタイプRが4.34、そして日産GT-Rが3.08という具合ですね。 そんななか、1.73というとんでもないクルマが存在します。GT-Rの半分ちょっとって……!?

その驚くべきクルマは、ケータハムのセブン620Rです。秘密は車体の軽さ。なんと545kgですよ。市販車では信じられません。そこに310馬力のエンジンを積み、停止から100km/hまでの加速は2.8秒という信じられない俊足マシンです。ロータスが基本設計した伝統的なクルマ作り(だから軽い)で、見た目はクラシカルなのにね。 さて、そんなケータハムセブン620Rにカムイ・コバヤシ(小林可夢偉選手ですね)が乗ったら……。