レゴで実物大のランボルギーニ シアン FKP37 を製作！40万個ものレゴを使用

　この実物大モデルは、限定生産されたイタリアのスーパースポーツカーをより壮大なスケールで再現している。このプロジェクトのために特別に作られた20種類を含む154種類のレゴを使用した2,200kgのモデルは、ランボルギーニ・シアンのデザインを細部に至るまで再現し、車の寸法をミリ単位で完璧に反映している。

　「ランボルギーニは世界中の人々の夢であり、レゴ製品は何百万人もの人々に創造的なインスピレーションを与えている」と、ランボルギーニ自動車の社長兼CEOであるステファン・ウィンケルマン氏は述べた。「ランボルギーニとレゴのファンの想像力をかきたてる、このユニークなランボルギーニ・シアンの製作でコラボレーションできたことを嬉しく思う」

　両社のデザイナー、エンジニア、技術者のコラボレーションにより、15人のチームで8,660時間に及ぶ開発作業と、丹念な組み立てが行われた。プロポーションが完璧なシャシーは、長さ4,980mm、幅2,101mm、高さ1,133mmと、実際のシアンと同じに。ボディパネルは、ランボルギーニのデザイン言語に不可欠な6角形の形状に敬意を表して、特注の六角形のレゴ テクニックを相互に連結した複雑な構造になっている。

　ボロネーゼの方言で「閃光」または「稲妻」を意味するシアンの名は、レゴグループの専門家によって尊重された。彼らは、そのライトと、ボディに沿って点滅する滑らかな稲妻が、本物のシアンのイプシロン型ヘッドライトと六角形のテールライトが上下に動く様子を再現していることを確認した。コックピット内には、ランボルギーニのエンブレムとイタリア国旗をあしらったレンガ製のステアリングホイール、レゴで作られたダッシュボードコントロール、レーシングシートなど、細部までこだわって作られている。

　このモデルは、レゴグループの大型モデルとしては初めて、ペイントブラシ効果のあるUVカラーコーティングが施されている。8分の1スケールのレゴ テクニックモデルと完璧にマッチしたこのカラーは、ランボルギーニのペイントショップによって施された。

　レゴグループのプロダクト＆マーケティング担当上級副社長、レナ・ディクセン氏は次のように述べた。「当社のデザイナーはチャレンジ精神旺盛で、今回のモデルで通常よりも大きな発想を求めたときの彼らの喜びは想像に難くありません。彼らは、チェコ共和国のクラドノ工場のモデル生産ワークショップで、この印象的な実物大モデルを製作している素晴らしいデザイナーやエンジニアとチームを組み、レゴテクニックでできることの限界に挑戦するチャンスに飛びついた。このシステムが可能にする創造性により、ランボルギーニ・シアンFKP37の卓越したデザインを忠実に再現することができた」

　レゴグループによる初のバーチャルなお披露目として、特設サイトでその映像を見ることができる。このプロジェクトに関わったランボルギーニと、レゴグループのデザイナーの話を聞くことが可能だ。

（英語）https://legotechnicsian.com/