オートサロン
更新日:2025.02.04 / 掲載日:2025.02.04
カスタムカーの頂点が決定! 圧倒的な独創フォルムの「RX-7」を製作したのは…?
東京オートサロン事務局(東京都新宿区)は2月4日、「東京国際カスタムカーコンテスト2025」のグランプリ車を発表した。

今年の栄冠に輝いたのは「マツキヨ 刻 3ローター NA-7 by RE雨宮」。東京オートサロン2025会期中に発表された部門賞では、チューニングカー部門の最優秀賞に輝いた車両だ。マツダRX-7・FD3Sをベースに、日本車離れした独創フォルムの存在感が多くのカスタムカーファンの支持を集めた。
RE雨宮と言えば、東京オートサロンの前身である東京エキサイティングカーショーの第1回目から継続して出展している老舗チューニングショップ。今年で創立50周年を迎えるとのことで、13年ぶりの栄冠が節目の年に華を添えた。

「刻(こく)」は、ダブルバブルルーフやウインドウ形状などに面影を残しつつも、大胆に生まれ変わったエクステリア造形が圧倒的な存在感を放つ一台。カスタマイズの域を超え、メーカー発のコンセプトモデルと言っても過言ではないクオリティだが、インスパイアされたのはマツダが2023年のジャパンモビリティショーで披露した「ICONIC SP(アイコニック エスピー)」というコンセプトカー。それをRE雨宮の解釈でカタチにしたのが「刻」というわけだ。

東京国際カスタムカーコンテスト2025は、1月10〜12日に幕張メッセで行われた東京オートサロン2025の出展車両の中から、来場者の投票によってNo.1カスタムカーを決定するもの。今回のグランプリは、そのコンテストの各部門で最優秀賞に輝いた8台によって競われ、一般投票の得票数を最も多く獲得した車両に授与された。
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