オートサロン
更新日:2024.02.13 / 掲載日:2024.02.08
“古き良き”が、いま沁みる―。昭和レトロなカスタムカー特集【東京オートサロン2024】
2024年1月12日~14日に開催され、大盛況のうちに閉幕した東京オートサロン2024。最新型の車種と並んで独特の存在感を放っていたのが、昭和生まれのクルマを現代によみがえらせた、昭和レトロなカスタムカーたちです。
一目ですぐに分かるようなオリジナリティあふれるデザインは、今の時代も色あせぬまま。そこへ現代の技術やエッセンスが加えられ、新たな魅力を放っていました。
今回は、そんな東京オートサロン2024を盛り上げた懐かしくて新しいカスタムカーたちを紹介します!
RE雨宮「昭和の雨宮 ファミリアバンロータリー」
老舗チューニングショップとして知られるRE雨宮(千葉県富里市)のマツダ・ファミリア(昭和54[1979]年式)は、レトロな雰囲気を残しつつもワイルドな印象。心臓部は同社のチューニングが施されたRE13Bというロータリーエンジンを積み、各所に特注パーツが装着されています。
RE雨宮「郷田鈑金ロータリーシャンテ with RE雨宮&team絆」
前述のRE雨宮からもう一台。こちらは昭和48[1973]年式マツダ・シャンテを超ワイドに進化させており、13B-REWというロータリーエンジンを搭載しています。レトロなフロントフェイスに面影を残していますが、フェンダーやボンネットが放つインパクトに目を奪われてしまいます。
T. R. A. KYOTO「PANDEM NISSAN SUNNY TRUCK」
日本のみならず世界のカスタムカーマニアの憧れの的となっているT.R.A.KYOTO(京都府)は、1993年式サニートラックを迫力あふれる“パンデム仕様”にカスタマイズ。クラシカルな雰囲気を残しつつ、特徴的なブリスターフェンダー(膨らんだ形状のフェンダー)との一体感は芸術的。アクション映画でド派手なカーチェイスを繰り広げていそうな雰囲気を醸し出しています。
幻のちびメリ
2024年1月公開の記事でも大きな反響を呼んだ、NATS日本自動車大学校(千葉県成田市)製作の“ケンメリレーシング”をオマージュした一台。ベースとなっているのは昭和58(1983)年式のスズキ・マイティボーイです。ケンメリの再現がコンセプトのためにかなり印象が変わっていますが、バンパーや荷台部分などにマイティボーイの面影が残っています。
NATS CORONA-OG
NATSからもう1台。こちらは60年前のトヨタ・コロナ(RT20)を、現代の交通事情に合わせてレストア&カスタムしています。だ円形のフロントグリルやバンパー、丸型のサイドミラーなど、今どきのモデルには見られないアメ車のようなデザインは、ノスタルジックの一言では済ませられない独特の存在感を放っていました。
フェアレディZ S30
国産スポーツカーのカスタムを手掛けるSPEED FORME(大阪府羽曳野市)は、1975年式・初代フェアレディZ(S30)をスタイリッシュにカスタム。ノーマルが持つ美しいシルエットを崩すことなく、それでいて疾走感やインパクトを表現した仕上がりになっています。
【あわせて読みたい】
ライタープロフィール
1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。
また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。
1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。
また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。