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パーツ取付・交換
更新日:2018.08.29 / 掲載日:2018.08.29

車のバッテリーが液漏れする原因と対応について

車のバッテリーが液漏れする原因と対応について

車のバッテリーが液漏れする原因と対応について

バッテリーのトラブルは、車の故障の中でも比較的多い部類に入るのではないでしょうか。ライトの消し忘れなど、ちょっとした不注意でバッテリーが上がってダメにしてしまったという経験をしたことがある人も多いと思います。バッテリーの液漏れに関しても、ちょっとした不注意から起こることも多いものです。そこで今回は、バッテリーが故障する兆候のひとつ、液漏れについて掘り下げてみます。

バッテリーの液漏れの原因として、以下のようなことが考えられます。

1. バッテリーの取付不備

取付金具等の締め付けが強すぎると、バッテリー本体が破損したり、電槽のふたが外れ液漏れが起きることがあります。反対に締め付けが弱すぎても、走行時にバッテリーが激しく揺れてしまい、本体の破損や液漏れにつながります。

2.バッテリー液の入れ過ぎ

バッテリー液を規定より入れ過ぎてしまうと、車の揺れなどで上ぶたなどから液漏れすることがあります。

3.過充電

何らかの理由(オルタネーターの不具合など)で過充電の状態が続くと、電解液面の上昇が起こることがあり、それが液漏れにつながることがあります。

4.経年劣化など

経年劣化や有機溶剤等の付着により電槽のふたが外れやすくなったり、不注意によるふたの閉め忘れなどでも液漏れが起きます。

バッテリーの液漏れを見つけたとき自分で対処するには?

バッテリー液は希硫酸(約37%)です。薄めてあるとはいえ、強い酸性の液体なので危険であることには変わりありません。バッテリーが液漏れしていることに気がついた場合は、漏れた液に素手で触れないようにしてください。できれば目や口などを保護して作業した方が安全です。万が一、素手でバッテリー液に触ってしまった場合は、すぐに水でよく洗い流すようにしてください。

バッテリーの液漏れを見つけたときの注意点

バッテリー液が周辺の他のパーツに影響を及ぼしている恐れがあります。漏れた量によっては、薬品や大量の水で洗浄する必要も出てきます。そのため基本的には自分で対処することはあきらめて、できるだけ速やかに整備工場などに持ち込んで対処してもらった方が安全です。そのまま放置していると、バッテリーホルダーや周囲の腐食や塗装剥がれなどに繋がる恐れがあります。バッテリーは正常に使っていればあまり問題は起きませんが、バッテリー液の不足や、何らかの原因で一度上がってしまったりすると、急速に劣化が進んでしまいます。そういうことにならないように、バッテリーの液漏れは普段からこまめに点検しておくことが大切です。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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