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車検・点検・メンテナンス
更新日:2025.02.13 / 掲載日:2025.02.13

ダイハツ タントの車検費用を徹底比較!車検業者のメリット・デメリット

軽自動車のなかで人気の高いダイハツ タント。維持費のなかでも大きなウェイトを占める車検費用は、少しでも安くおさえたいですよね。

そこでこの記事では、タントの車検費用の相場や内訳、車検業者の特徴をご紹介します。車検費用を安くおさえるための方法など、車検前に知っておきたい情報もわかりやすく解説しますので、最後までご覧ください。

1. ダイハツ タントの車検費用相場

タントの車検費用は、法定費用と非法定費用の2種類に分けられます。

法定費用とは、金額が法律で定められている費用のことであり、自賠責保険料や自動車重量税、印紙代が該当します。

一方、非法定費用には車検基本料や部品交換代など、業者が金額を設定する費用が該当します。

以下の表は、業者別の車検費用相場です。

業者車検費用相場
ディーラー約55,000円〜
車検専門店約35,000円〜
カー用品店約40,000円〜
ガソリンスタンド約35,000円〜
整備工場約45,000円〜

なお、上記の表の金額には、部品交換代は含まれていません。部品交換代は車の状態や必要な整備内容によって大きく変動するため、詳細の金額は見積もりを依頼しましょう。

(1)法定費用と車検基本料が必要

業者に車検を依頼する場合、法定費用と車検基本料が必要になります。

法定費用は、法律で金額が定められている費用になるため、どの業者で車検を受けても金額は一律です。

車検基本料は、検査や点検、車検代行手数料などの費用が含まれており、業者によって料金設定が異なります。

以下の表は車検基本料の相場です。ディーラーはそのほかの車検業者より人件費や設備維持費、サービスレベルなどが高いため、車検基本料も高く設定されています。

業者車検基本料
ディーラー30,000〜50,000円
車検専門店10,000〜25,000円
カー用品店15,000〜30,000円
ガソリンスタンド10,000〜30,000円
民間整備工場20,000〜30,000円

車検費用の内訳について、さらに詳細を知りたい場合は下記の記事をご覧ください。

(2)タントの法定費用と車検基本料の合計

タントの車検費用の内訳(法定費用+車検基本料)を、業者別にまとめましたので参考にしてください。

なお、エコカーとは、国が定めた環境性能基準を満たす自動車のことです。エコカー減税の対象となるタントは、こちらから型式を確認できます。

業者エコカー対象の場合エコカー対象外(13年未満車)の場合エコカー対象外(13年経過車)の場合エコカー対象外(18年経過車)の場合
ディーラー54,140〜74,140円55,740〜75,740円57,340〜77,340円57,940〜77,940円
車検専門店34,140〜49,140円35,740〜50,740円37,340〜52,340円37,940〜52,940円
カー用品店39,140〜54,140円40,740〜55,740円42,340〜57,340円42,940〜57,940円
ガソリンスタンド34,140〜54,140円35,740〜55,740円37,340〜57,340円37,940〜57,940円
民間整備工場44,140〜54,140円45,740〜55,740円47,340〜57,340円47,940〜57,940円

※2024年11月現在の情報
※車検期間24カ月
※指定工場でOSS申請した場合
※参照:自動車損害賠償責任保険基準料率丨国土交通省
※参照:エコカー減税対象車一覧表/ダイハツ工業 p.1丨日本自動車工業会
※参照:自動車重量税額について/フローチャート・税額表/【継続車検を受ける場合】丨国土交通省
※参照:登録・検査手数料一覧表丨国土交通省

内訳は後述いたします。

①ディーラーに依頼した場合

項目エコカー対象の場合エコカー対象外(13年未満車)の場合エコカー対象外(13年経過車)の場合エコカー対象外(18年経過車)の場合
自賠責保険料17,540円17,540円17,540円17,540円
自動車重量税5,000円6,600円8,200円8,800円
印紙代1,600円1,600円1,600円1,600円
車検基本料30,000〜50,000円30,000〜50,000円30,000〜50,000円30,000〜50,000円
合計54,140〜74,140円55,740〜75,740円57,340〜77,340円57,940〜77,940円

※2024年12月時点
※自賠責保険料は24カ月分
※印紙代は指定工場でOSS申請した場合
※参照:自動車損害賠償責任保険基準料率丨国土交通省
※参照:自動車重量税額について/フローチャート・税額表/【継続車検を受ける場合】丨国土交通省
※参照:登録・検査手数料一覧表丨国土交通省

②車検専門店に依頼した場合

項目エコカー対象の場合エコカー対象外(13年未満車)の場合エコカー対象外(13年経過車)の場合エコカー対象外(18年経過車)の場合
自賠責保険料17,540円17,540円17,540円17,540円
自動車重量税5,000円6,600円8,200円8,800円
印紙代1,600円1,600円1,600円1,600円
車検基本料10,000〜25,000円10,000〜25,000円10,000〜25,000円10,000〜25,000円
合計34,140〜49,140円35,740〜50,740円37,340〜52,340円37,940〜52,940円

※2024年12月時点
※自賠責保険料は24カ月分
※印紙代は指定工場でOSS申請した場合
※参照:自動車損害賠償責任保険基準料率丨国土交通省
※参照:自動車重量税額について/フローチャート・税額表/【継続車検を受ける場合】丨国土交通省
※参照:登録・検査手数料一覧表丨国土交通省

③カー用品店に依頼した場合

項目エコカー対象の場合エコカー対象外(13年未満車)の場合エコカー対象外(13年経過車)の場合エコカー対象外(18年経過車)の場合
自賠責保険料17,540円17,540円17,540円17,540円
自動車重量税5,000円6,600円8,200円8,800円
印紙代1,600円1,600円1,600円1,600円
車検基本料15,000〜30,000円15,000〜30,000円15,000〜30,000円15,000〜30,000円
合計39,140〜54,140円55,000円40,740〜55,740円42,340〜57,340円42,940〜57,940円

※2024年12月時点
※自賠責保険料は24カ月分
※印紙代は指定工場でOSS申請した場合
※参照:自動車損害賠償責任保険基準料率丨国土交通省
※参照:自動車重量税額について/フローチャート・税額表/【継続車検を受ける場合】丨国土交通省
※参照:登録・検査手数料一覧表丨国土交通省

④ガソリンスタンドに依頼した場合

項目エコカー対象の場合エコカー対象外(13年未満車)の場合エコカー対象外(13年経過車)の場合エコカー対象外(18年経過車)の場合
自賠責保険料17,540円17,540円17,540円17,540円
自動車重量税5,000円6,600円8,200円8,800円
印紙代1,600円1,600円1,600円1,600円
車検基本料10,000〜30,000円10,000〜30,000円10,000〜30,000円10,000〜30,000円
合計34,140〜54,140円35,740〜55,740円37,340〜57,340円37,940〜57,940円

※2024年12月時点
※自賠責保険料は24カ月分
※印紙代は指定工場でOSS申請した場合
※参照:自動車損害賠償責任保険基準料率丨国土交通省
※参照:自動車重量税額について/フローチャート・税額表/【継続車検を受ける場合】丨国土交通省
※参照:登録・検査手数料一覧表丨国土交通省

⑤民間整備工場に依頼した場合

項目エコカー対象の場合エコカー対象外(13年未満車)の場合エコカー対象外(13年経過車)の場合エコカー対象外(18年経過車)の場合
自賠責保険料17,540円17,540円17,540円17,540円
自動車重量税5,000円6,600円8,200円8,800円
印紙代1,600円1,600円1,600円1,600円
車検基本料20,000〜30,000円20,000〜30,000円20,000〜30,000円20,000〜30,000円
合計44,140〜54,140円45,740〜55,740円47,340〜57,340円47,940〜57,940円

※2024年12月時点
※自賠責保険料は24カ月分
※印紙代は指定工場でOSS申請した場合
※参照:自動車損害賠償責任保険基準料率丨国土交通省
※参照:自動車重量税額について/フローチャート・税額表/【継続車検を受ける場合】丨国土交通省
※参照:登録・検査手数料一覧表丨国土交通省

(3)部品交換代が加算される

業者に車検を依頼した場合、上記でご紹介した法定費用と車検基本料に加えて、部品交換が必要な場合は部品交換代が加算されます。

交換部品は車の状態や走行距離によって異なりますが、以下のような部品が交換対象となり得ます。

車検回数(継続検査)部品交換の例と費用相場
車検1回目(新規登録から3年目)・エンジンオイル、オイルフィルター:5,000〜10,000円
・ブレーキフルード:2,000〜3,000円
・ワイパーゴム:2,000〜3,000円
・エアコンフィルター:3,000〜5,000円
車検2回目(新規登録から5年目)・バッテリー:10,000〜40,000円
・タイヤ:60,000〜80,000円(4本)
・ブレーキパッド:10,000〜20,000円
・CVTフルード:20,000〜30,000円
・エアクリーナーエレメント:2,000〜4,000円
車検3回目(新規登録から7年目)・スパークプラグ:6,000〜12,000円
・冷却水:3,000〜5,000円

2. 車検業者ごとのメリット・デメリット

自動車を整備している様子(イメージ)

タントの車検はディーラー、車検専門店、カー用品店、ガソリンスタンド、民間整備工場などで受けられます。

業者によって特徴は異なるため、車検費用をおさえつつ、安心して車検を受けるためには、自分に合った業者を選ぶことが重要です。ここでは、各業者のメリット・デメリットをご紹介しましょう。

(1)ディーラー

ダイハツディーラーでタントの車検を受ける最大のメリットは、タントに精通した専門知識と技術力を持つ整備士が点検・整備してくれる安心感です。

ディーラーだからこそわかるタント特有の不具合も見逃さず、適切に対応してくれます。また、メーカー純正部品を使用し、保証期間内の部品であれば無償で交換してもらえるでしょう。

一方で、ディーラー車検はほかの業者と比べて費用が高額になりやすい傾向があります。これは、高度な技術力と設備を維持するためのコスト、そして人件費などが反映されているためです。

また、車検を通すうえで必要ない整備や部品交換を提案される場合もあります。その場合は予算と相談しながら、本当に必要かどうかを確認することが重要です。

(2)車検専門店

車検専門店を選ぶメリットは、ディーラーと比べて費用をおさえられる点です。また、車検に特化しているため、点検・検査がスピーディーで、待ち時間が比較的短い傾向にあります。

しかし、車検専門店で扱う車種は多岐にわたるため、タントに特化した専門知識はディーラーに比べて劣るでしょう。

さらに、整備士の経験やスキルにもばらつきがあるため、事前に口コミなどを確認し、信頼できる業者を選ぶ必要があります。

(3)カー用品店

カー用品店で車検を受けるメリットは、車検費用が比較的安く、車に関するサービスをまとめて受けられる点です。

基本的には土日祝日も営業している店舗が多いので、平日忙しい人でも都合に合わせて車検を受けられます。

一方で、タントに関する専門知識や技術が不足している場合、高度な整備に対応できない可能性があります。また、純正部品ではなく社外部品を使用するケースもあるため、部品の品質にこだわる場合は事前に確認しましょう。

社外部品は純正部品より安価ですが、品質が劣る可能性もあることを理解しておく必要があります。

(4)ガソリンスタンド

ガソリンスタンドで車検を受けるメリットは、その手軽さと利便性です。

普段の給油ついでに相談や予約できるため、忙しい人でも時間を有効活用できます。

また、費用も比較的安く設定されている場合が多く、さらに給油や洗車サービスの割引といった特典を提供しているスタンドもあります。

ただし、整備士の知識や技術力はスタンドによって差があるため、ディーラーのように、タントに精通した整備士が常駐しているとは限りません。

また、純正部品ではなく社外部品を使用する場合もあるため、部品の品質にこだわる場合は事前に確認することをおすすめします。

(5)民間整備工場

地域密着型の民間整備工場は、オーナーや整備士と直接コミュニケーションを取りやすく、親身で柔軟な対応を受けられるのがメリットです。

たとえば、車検に関する疑問や不安を気軽に相談できたり、予算に合わせて整備内容を調整してくれたりします。大型チェーン店とは異なり、顔なじみになりやすいので、気軽に相談しやすいでしょう。

費用面はディーラーに比べて比較的安価で、過剰な整備をすすめられる心配も少ないため、予算に合わせた整備内容を提案してくれます。

一方で、ディーラーと比較すると、特殊な整備に関する深い知識や技術、専用設備が不足している可能性があります。

最新の診断機材を備えていない工場もあるので、整備工場を選ぶ際には、口コミや評判を参考に、信頼できる工場かどうか慎重に判断しましょう。

3. ダイハツ タントの車検費用を安くおさえる方法

タントの車検費用を少しでも安くおさえるために、効果的な方法を3つご紹介します。

1. 複数の車検業者から見積もりを取る
2. 交換が必要な部品は車検前に自分で交換する
3. 各種キャンペーンや割引制度を活用する

(1)複数の車検業者から見積もりを取る

車検費用を安くおさえるためには、複数の車検業者から見積もりを取ることが重要です。

ディーラー、車検専門店、カー用品店、ガソリンスタンド、民間整備工場など、車検費用や特徴は業者によって異なります。

複数の業者に見積もりを依頼することで、価格やサービス内容を比較検討できるため、ご自身に最適な業者を見つけられます。

(2)交換が必要な部品は車検前に自分で交換する

交換が必要な部品は、車検前に自分で交換しておくことで、業者に依頼する際に必要な工賃を節約できます。

参考までに、比較的簡単に交換できる部品は以下のとおりです。

・エンジンオイル
・オイルフィルター
・ワイパーゴム
・バッテリー
・エアコンフィルター

ただし、自分で交換する際には、正しい手順と知識が必要です。間違った方法で交換すると、逆に故障の原因になったり、安全性が損なわれたりする恐れがあります。

作業に自信がない場合は、業者に依頼することを強くおすすめします。

(3)各種キャンペーンや割引制度を活用する

車検業者が実施している、キャンペーンや割引制度を活用することで車検費用をおさえられます。

たとえば、以下のようなキャンペーンや割引制度が提供されています。

・早期予約割引
・平日割引
・Web予約割引
・車検パック

キャンペーンや割引制度は期間限定であることが多いので、車検時期に合わせて情報をチェックし、お得なプランを活用しましょう。

さらに車検費用をおさえたい場合は、後述するユーザー車検を検討してみてください。

4. さらに車検費用をおさえたいなら、自分で車検する(ユーザー車検)

車検ライン(イメージ)

さらに車検費用をおさえたい場合は、ユーザー車検を検討してもよいでしょう。

ユーザー車検とは、業者に依頼せず自分で運輸支局に車を持ち込み、車検を受ける方法です。ユーザー車検では非法定費用が必要なくなり、法定費用のみで済むため、車検費用を大幅に節約できます。

ただし、ユーザー車検は、車検を受けるための整備や書類の準備、検査手続きなど、すべて自分でしなければいけません。そのため、車に関するある程度の知識と技術が求められます。

車検に合格しなかった場合、再検査を受けるための手間と時間がかかるため、自信がない場合は業者への依頼を強くおすすめします。

ユーザー車検については、下記の記事でくわしく解説しています。

5. ダイハツ タントを長く乗り続けるためには日頃のメンテナンスが大切

ダイハツ タント(イメージ)

タントを安全に長く乗り続けるためには、車検だけでなく、日頃のメンテナンスが重要になります。

定期的なオイル交換やタイヤの空気圧チェック、ワイパーゴムの交換などは、車の寿命を延ばし、安全運転を確保するうえで欠かせません。

車検費用の節約にもつながるため、運転中に異音や不具合を感じたら、早めに整備工場へ相談しましょう。

お近くの整備工場は、下記から検索できます。

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6. ダイハツ タントの車検に関することはグーネットピットにお任せください

タントの車検費用は、業者によって大きく異なります。

ディーラーは費用が高額になりやすいですが、メーカー保証や専門知識といった安心感があります。一方、車検専門店やカー用品店など、ディーラー以外の車検業者は費用をおさえられますが、整備内容によってはディーラーより劣る可能性があるでしょう。

タントを長く安心して乗り続けるためには、ご自身の予算や車の状態、求めるサービス内容に合わせて最適な業者を選ぶことが重要です。

グーネットピットでは、お近くの車検業者の見積もりを一括検索・比較できます。もし、車検を依頼する業者をお探しの場合は、下記のページから検索してみてください。

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グーネットピット編集部

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自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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