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車検・点検・メンテナンス
更新日:2025.01.27 / 掲載日:2025.01.27

スズキ ハスラーの車検費用を徹底比較!相場・内訳・節約術を解説

スズキ ハスラー(イメージ)

軽SUVとして人気を集めるハスラーですが、維持費用のなかでも大きな割合を占める車検費用は、オーナーにとって非常に気になるポイントでしょう。

そこでこの記事では、ハスラーの車検費用の相場や内訳、節約術、そして車検を受ける流れをわかりやすく解説します。

安心してハスラーの車検を迎えられるよう、よくある質問にも回答しています。ハスラーの車検が近づいている人や、購入を検討している人の参考になれば幸いです。

1. スズキ ハスラーの車検費用相場

ハスラーの車検費用相場は、35,000〜75,000円程度です(部品交換代除く)。

ただし、具体的な車検費用は依頼する車検業者によって変動するため、詳細は車検業者から見積もりをもらい、確認することが重要です。

(1) 車検費用は法定費用と非法定費用に分かれる

車検費用は、「法定費用」と「非法定費用」の2種類に分けられます。法定費用は国が金額を定めており、車検を受ける方法に関わらず一律の金額です。どの業者に依頼しても金額は変わりません。

法定費用項目概要
自賠責保険料車を運転する際に加入が義務付けられている保険。車検時に次の車検までの保険料(24カ月または25カ月分)を支払います。
自動車重量税車の重量に応じて課せられる税金。エコカー減税の対象車か、新規登録時からの経過年数によって金額が変動します。
印紙代車検を受ける際に必要な手数料。検査する工場の種類(指定工場か認証工場か)によって金額が異なります。

一方、非法定費用は車検業者によって金額が設定されるため、業者選びが総費用に大きく影響します。

非法定費用項目概要
車検基本料車検業者による点検・検査作業、代行手数料などの費用。車検業者によって技術料や人件費などが異なるため、価格差が生じます。
部品交換代消耗部品や劣化部品の交換が必要な場合にかかる費用。車の状態や走行距離によって交換が必要な部品は異なり、費用も大きく変動します。

法定費用と非法定費用の詳細は、下記の記事で解説していますので、くわしく知りたい場合はこちらをご覧ください。具体的な車検費用の内訳は、後述します。

(2) 法定費用と非法定費用の具体的な金額

①法定費用の具体的な金額

法定費用の具体的な金額は以下の表のとおりです。

区分エコカー対象の場合エコカー対象外(13年未満車)の場合エコカー対象外(13年経過車)の場合エコカー対象外(18年経過車)の場合
自賠責保険料17,540円17,540円17,540円17,540円
自動車重量税5,000円6,600円8,200円8,800円
印紙代1,600円1,600円1,600円1,600円
法定費用合計24,140円25,740円27,340円27,940円

※自賠責保険料は24カ月分
※印紙代は指定工場でOSS申請(電子申請)した場合

②非法定費用の具体的な金額

非法定費用の相場は以下の表のとおりです。

業者 車検基本料 部品交換代
ディーラー 30,000〜50,000円 実際の部品交換による
車検専門店 10,000〜25,000円
カー用品店 15,000〜30,000円
ガソリンスタンド 10,000〜30,000円
民間整備工場 20,000〜30,000円

車検基本料は車検業者の技術料や人件費、設備費用などが大きく影響します。

多くの場合、ディーラーの車検基本料は、そのほかの車検業者と比較して高めに設定されています。

部品交換代は、交換部品の本体代金と工賃が含まれています。古い車や走行距離が多い車は、消耗品の交換が必要になる可能性が高いため、金額が上がりやすくなります。

逆に、比較的新しい車や走行距離が少ない車は、交換する部品が少ないため、高額な部品交換がなければ費用をおさえられるでしょう。

(3) スズキ ハスラーの車検費用相場まとめ

ハスラーの車検費用相場を、業者別にまとめました。

業者エコカー対象の場合エコカー対象外(13年未満車)の場合エコカー対象外(13年経過車)の場合エコカー対象外(18年経過車)の場合
ディーラー54,140〜74,140円55,740〜75,740円57,340〜77,340円57,940〜77,940円
車検専門店34,140〜49,140円35,740〜50,740円37,340〜52,340円37,940〜52,940円
カー用品店39,140〜54,140円40,740〜55,740円42,340〜57,340円42,940〜57,940円
ガソリンスタンド34,140〜54,140円35,740〜55,740円37,340〜57,340円37,940〜57,940円
民間整備工場44,140〜54,140円45,740〜55,740円47,340〜57,340円47,940〜57,940円

※部品交換代除く

ただし、上記の表はあくまで目安であり、実際の費用は車の状態や整備内容、選択するオプションによって変動します。とくに、部品交換が必要な場合は、追加費用が発生するため、正確な費用を知るには、各業者に見積もりを依頼する必要があります。

2. スズキ ハスラーの車検費用を安くおさえる節約術

整備している様子(イメージ)

ハスラーの車検費用を少しでも安くおさえるために、効果的な節約術を2つご紹介します。

(1) 複数の車検業者から見積もりを取り比較する

車検費用は業者によって大きく異なるため、複数の業者から見積もりを取り、比較することでより安い業者を選ぶことが可能です。

ただし、車検業者選びで大切なのは価格だけでなく、整備内容やアフターサービス、そして担当者の対応です。

それぞれの車検業者に依頼するメリットとデメリット、おすすめする人をご紹介しますので、車検業者選びの参考にしてください。

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①ディーラー

ディーラー車検は、ハスラーを熟知したスズキの専門整備士による質の高い整備を受けられます。部品交換する際は、純正部品を使用することで安心・安全を最優先してくれるため、質の高いサービスを求める人におすすめです。

ただし、サービスレベルの高さと人件費・設備維持費などにより、車検費用はほかの車検業者と比較して割高になります。

費用負担が大きくなりますが、愛車の状態をしっかり把握し、予防整備も視野に入れた整備を希望するならディーラーに依頼するとよいでしょう。

②車検専門店

車検専門店は、車検そのものに特化しており、ディーラーより費用をおさえられます。即日対応している店舗も多いので、忙しい人も利用しやすく、非常に便利です。

しかし、車検を通すのに必要な整備以外は、消極的な傾向があり、複雑な修理や車検に関係ない整備には対応できない場合もあるでしょう。

そのため、車検専門店に依頼する場合は、定期的なメンテナンスを怠らず、車検以外のタイミングでも車の状態を良好に保つよう心がけましょう。

③カー用品店

カー用品店は、オイル交換やタイヤ交換などで普段から利用している人にとって、便利で気軽に相談しやすい点がメリットです。

純正部品以外にも多くの種類の部品を取り扱っているので、部品交換費用をおさえられる可能性もあります。

ただし、整備工場を併設していない場合は、車を整備工場に移動させる必要があるため、車検にかかる日数が長くなる場合があります。

また、店舗によって技術力に差があるため、整備の質にばらつきがある点も考慮しましょう。

④ガソリンスタンド

ガソリンスタンドでの車検は、給油や洗車のついでに相談・予約が済ませられる手軽さがメリットです。

営業時間も比較的長く、ガソリン・洗車割引クーポンなどの特典が付く場合もあります。

ただし、すべてのガソリンスタンドに車検設備が整っているわけではありません。ほかの整備工場に移動して車検する場合もあるため、その場合は車検完了までに日数がかかります。

また、店舗によって技術力が異なるため、依頼する際は事前に設備や整備士の資格、実績などを確認することをおすすめします。

⑤民間整備工場

民間整備工場は、豊富な整備経験を持つ整備士が多く、安心して依頼できます。

地域に根差して営業している工場も多いので、顧客との距離が近く、親身な相談や手厚いフォローを受けられるでしょう。

しかし、工場によって整備の質にばらつきがあります。車検を通すためだけの必要最低限の整備しかしない工場もあるので、依頼する際は事前の口コミ・評判を確認することが重要です。

また、工場によっては最新設備が整っていなかったり、平日のみ営業で利用しにくかったりする場合もあります。事前に工場の設備や営業時間、提供サービスなどを確認し、信頼できる工場を選びましょう。

(2) 自分で交換できる部品は事前に交換する

自分で交換できそうな部品は、車検前に自分で交換しておくことで車検費用をおさえられます。

車検業者に依頼すると部品代に加えて工賃がかかりますが、DIYで交換すれば工賃分を節約できます。

たとえば、以下のような部品は比較的簡単に交換できます。カー用品店などで手軽に購入できますので、交換できそうな部品があれば、DIYに挑戦してみてもよいでしょう。

・エンジンオイル
・オイルフィルター
・ワイパーゴム
・バッテリー
・エアコンフィルター

ただし、自動車整備に関する知識や経験がない場合は、無理せず業者に依頼することをおすすめします。

もし、DIYに挑戦する場合は、それぞれの部品に合った適切な工具と手順を確認しましょう。交換方法がわからない場合は、動画サイトなどで検索し、適切な手順で交換してください。

3. スズキ ハスラーの車検費用を極力おさえたいならユーザー車検を検討しよう

車検費用を極力おさえたい人は、ユーザー車検を検討してみましょう。

ユーザー車検とは、自分で運輸支局に車を持ち込み、自ら車検する方法です。業者に依頼する際発生する非法定費用がかからないため、車検費用を大幅に削減できます。

ただし、日常的な点検・整備に加えて、車検の検査項目を理解し、事前に整備しておく必要があります。もし整備に不備があると、検査に不合格となり、再検査を受けるための手間と追加費用が発生してしまうのです。

そのため、ある程度の整備経験や知識がない場合は、かえって費用と労力がかかる恐れがあります。ユーザー車検を検討する際は、自分の整備スキルと時間的な余裕も確認しておきましょう。

くわしくは下記の記事で解説していますので、こちらをご覧ください。

4. スズキ ハスラーの車検を業者に依頼する準備と流れ

ハスラーの車検をスムーズに進めるために、必要な準備と当日の流れを事前に把握しておきましょう。

(1) 車検に必要な書類

車検を受けるには、以下の書類が必要です。あらかじめ準備しておきましょう。

①車検証

車検証は、車の所有者情報や車両情報が記載された重要な書類で、車検時には必ず必要となります。

車内のグローブボックスに保管されていることが多いため、車検前に紛失していないか確認しましょう。

また、公道を走行する際は、車検証を携帯する義務がありますので、保管場所にご注意ください。

②自動車税納税証明書

自動車税納税証明書は、自動車税の納税を確認するための書類です。以前は車検時に必要でしたが、現在ではオンラインで納税状況が確認できるため、原則不要となりました。

しかし、車検を受ける時期によっては、証明書の提示が必要となる場合があります。具体的には、5~6月に車検を受ける際において、納税情報がシステムに反映されていない可能性があるためです。

ちなみに、クレジットカード、ペイジー(Pay-easy)、バーコード決済などで納付した場合、納税証明書は発行されません。もし、5〜6月に車検を受ける際、証明書の提示が必要な場合は、コンビニエンスストアや金融機関で現金納付しましょう。

③自賠責保険証

自賠責保険(正式名称:自動車損害賠償責任保険)は、公道を走行するすべての車に加入が義務付けられている保険です。この自賠責保険に加入していることを証明する書類が「自賠責保険証」になります。

自賠責保険の有効期限は、車検の有効期限と基本的に同一です。そのため、車検時に自賠責保険の更新手続きをするのが一般的です。

なお、車検証と同様に、公道を走行する際に携帯することが法律で義務付けられています。車検証と一緒に、グローブボックス内に保管されていることが多いので確認しておきましょう。

(2) 車検の予約方法

一般的な車検の予約方法は、車検業者に電話するか、Webサイトから予約するかの2種類になります。

電話予約の場合は、希望日時や車種、ナンバープレートの番号などを伝え、予約を確定させましょう。Web予約の場合は、車検業者のWebサイトの予約フォームに必要事項を入力します。

車検業者によっては、車検の見積もりと同時に仮予約できる場合があります とくに、土日祝日など予約が集中しやすい時期に車検を希望する場合は、早めに仮予約しておくと安心です。見積もりと合わせて予約状況を確認してみましょう。

(3) 車検当日の流れ

1. 来店・受付

予約した日時に車検業者へ来店し、受付を済ませます。車検に関する要望や気になる点、疑問点があれば、遠慮なく相談しましょう。たとえば、「この部分が気になる」「特定の部品を交換してほしい」といった希望を伝えます。

2. 車両状態の確認・整備内容の説明・見積もり提示

整備士がハスラーの状態を確認し、必要な整備内容を説明します。追加整備が必要な場合は、その理由と費用について明確な説明と見積もりが提示されます。内容に納得したうえで、作業を依頼しましょう。疑問点があれば、この段階でしっかり確認することが大切です。

3. 車検・検査の実施

整備が完了したら、国家資格を持った検査員が専用の検査機器を用いて、国の定める保安基準を満たしているかをチェックします。

4. 精算・車両の引き取り

すべての検査が完了したら、検査結果の説明を受けます。車検費用を精算し、ハスラーを引き取ります。車検の内容や今後のメンテナンスに関するアドバイスを受けられる場合もあるので、積極的に質問してみましょう。

5. 新しい車検証・ステッカーの受け取り

後日、新しい車検証とステッカーが発行されます。受け取り方法は業者によって異なるため、事前に確認しておきましょう。一般的には、郵送または店舗での受け取りとなります。

5. スズキ ハスラーのよくある車検に関する質問

スズキ ハスラー(イメージ)

ここでは、ハスラーの車検に関してよくある質問にお答えします。

車検費用に関する疑問や、車検の有効期限、車検切れの場合の対応などについて解説しますので、ぜひ参考にしてください。

(1) 5年目、7年目、9年目の車検費用はいくら?

ハスラーの車検費用は新規登録から5年目(継続検査2回目)、7年目(3回目)、9年目(4回目)であっても基本的な費用(法定費用・車検基本料)は変わりません。

ただし、車の状態によっては、経年劣化や故障による部品交換代が増える可能性があります。とくに、ブレーキパッドやタイヤ、バッテリー、CVTフルード、スパークプラグなどは部品本体代が高額です。

(2) 車検の有効期間の確認方法は?

車検の有効期間は、「車検証」とフロントガラスに貼られた「検査標章(車検シール)」で確認できます。

【車検証での確認方法】

車検証の「有効期間の満了する日」という欄に、車検の有効期限が記載されています。

【検査標章(車検シール)での確認方法】

フロントガラスに貼られている四角いシールが検査標章です。シール表面に有効期間が満了となる「年・月・日」、裏面に「年・月」が記載されています。

具体的な確認方法は、こちらの記事で解説していますので、ぜひご覧ください。

(3) 車検切れになったらどうなる?

車検の有効期間が切れた車を公道で運転すると、道路運送車両法違反となり、厳しい罰則が科せられます。

さらに、車検切れの車は自賠責保険も切れている場合がほとんどです。自賠責保険に未加入のまま公道を運転すると、自動車損害賠償保障法違反となり、さらに重い罰則が科せられます。

違反内容法律罰則
車検切れで公道走行道路運送車両法・違反点数 6点
・30日間の免許停止処分
・6カ月以下の懲役または30万円以下の罰金
自賠責保険未加入で公道走行自動車損害賠償保障法・違反点数 6点
・1年以下の懲役または50万円以下の罰金

車検切れで公道を走行することは、自身だけでなく、周囲の人々にも危険を及ぼす可能性があります。車検切れにならないよう、有効期限には十分注意し、期限が近づいたら速やかに車検を受けましょう。

万が一、車検が切れてしまった場合は、絶対に公道を運転せず、すみやかに手続きしましょう。具体的な対応方法については、下記の記事で解説しています。

6. スズキ ハスラーの車検に関することはグーネットピットにお任せください

ハスラーの車検費用は、法定費用と非法定費用に分けられます。

法定費用は法律で定められているため一律金額ですが、非法定費用は業者によって異なります。

そのため、複数の車検業者から見積もりを取り、内容を比較することで、車検費用の節約が可能です。

グーネットピットは、お住まいのエリアの車検業者をまとめて検索し、簡単に車検費用を比較できます。ニーズに合った最適な業者を見つけるお手伝いをいたしますので、ご利用いただけたら幸いです。

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