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車のメンテナンス
更新日:2024.03.30 / 掲載日:2024.03.30

『ぽんこつジムニー』ハコ替え計画24-3「塗装の続きとガラスの取り付け」

JA22WジムニーをJA71C用のオープンボディに載せ替えてしまおうという箱替え計画。ボディの塗装は前回までにほぼ終了したものの、塗り忘れたパーツが発覚。さらにクリア塗料も切れたのでその続きです。

●文&写真:橘 祐一

2代目ジムニーの四角いボディが採用されている最後のモデルであるJA22W。ジムニーシリーズで初めてコイルスプリングが採用された。2代目のジムニーシリーズの中では乗り心地がいい。

いい加減な作業で大切なパーツが溶けた!

 今回購入した剥離剤は金属パーツ用で、樹脂パーツには使用不可だったのだが、筆者は説明書をよく読まないタイプ(?)なので、インテークダクトも盛大に塗装……。

 表面のグリーンの塗料が浮いてきた時にはすぐに洗い落としたので問題はなさそうだったのだが、残った塗料を落とそうともう一度剥離剤を塗ってしまったのが大失敗のもと。

 剥き出しになった樹脂パーツに付着した剥離剤は、樹脂の表面も溶かし始めてしまった。

 しかも、それに気づかずにスクレーパーで擦ってしまったので、表面を削ってしまい凸凹になってしまった。トホホ。

 慌てて水洗いしたものの時すでに遅し。見るも無惨な姿に。半ば諦めつつも表面を削ってみたら、ダメージはそれほど深くないようで、多少傷は残ったものの、なんとかリカバリーできた。

 ヒンジやダクトはサフェーサーを塗り、Bピラーの裏側とともにライトパープルを塗装。その後クリアを吹き付けて、外装の塗装は何とか終了した。

短時間で剥離剤を洗い流してしまったので純正色のシルバーの塗料が残ってしまった。もう一度剥離剤を塗ればよかったんだけど、裏側の錆も落としたかったので、ディスクグラインダーにサビ落とし用の研磨パッドを取り付けてガシガシ削ることに。

ドア、リヤゲート、ボンネットのヒンジは研磨パッドで必死に磨いてキレイになった。これなら剥離剤なんていらなかったのでは?という意見もあるが、私もそう思います。

塗料がしっかりと食い付くように、下地にサフェーサーを吹き付けておく。ヒンジは折り曲げた状態で隙間にも塗料が入るように。インテークダクトは表面の凸凹がなるべく目立たないように、重ね吹きして厚めに塗り込んだ。

表面が溶けてひどい状態だったとは思えないくらい、そこそこキレイになった、と思う。この日は雨が降っていて湿気が高く、表面に水滴がついて凸凹してしまったので、#1000の耐水ペーパーで水研ぎして表面を滑らかにしておいた。

フロントウインドウの枠は塗装ハンガーの上に置きっぱなしにしておいたためか、一部塗装が剥げてしまった。ここも塗装を上塗りして修正しておく。

Cピラーの内側は、当初内装と同じ色に塗ろうと思ったので塗っていなかったが、缶スプレーの塗料が手に入らなかったのでパープルで塗装することに。

塗装ブースがないので作業場には塗料ミストが舞ってしまい、霧がかかったように。周囲にも飛び散っているので、他のクルマが心配。

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