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更新日:2019.06.10 / 掲載日:2017.11.29
メルセデスベンツGクラス、G350ブルーテック
追加されたG350ブルーテック

デビューから34年間、基本スタイルそのままに進化を続けているGクラス
【本記事は2013年11月にベストカーに掲載された記事となります。】79年にデビューして以来、基本的な姿や堅牢なボディはそのままに最新のパワートレーンや装備で進化しながら生産され続け、いまもなおSUVの頂点に君臨する憧れの存在として高い支持を受けているベンツGクラス。昨年には現代的かつ高級な内装が与えられるなどのビッグマイチェンが行なわれているが、そのニューラインアップに今回、クリーンディーゼル搭載モデルのG350ブルーテックが追加され、9月25日に発売された。
力強い動力性能と優れた燃費性能を両立

55.1kgmもの強大なトルクを発生する3Lターボディーゼルを搭載
G350ブルーテックは、Gクラスのディーゼルモデルとしては23年ぶりの日本市場導入となるモデルで、エンジンはプレミアムSUVのMクラスなどにも採用されている3L、V6ターボのブルーテックエンジンを搭載。ピエゾインジェクターを使ったコモンレールダイレクトインジェクションなどの先進テクノロジーによって、最高出力221psとともに、最大トルク55.1kgmもの5Lガソリンエンジンに匹敵する強力なトルクを発生し、重量級のオフローダーモデルでありながら力強い動力性能と優れた燃費性能を両立。燃費はJC08モード値は未公表だが、欧州モードでは8.9km/Lをマークする。
Gクラスでは唯一1000万円を切っている

環境適合性の面では、排ガスに尿素水溶液「アドブルー」を噴射することで有害な窒素酸化物を大幅に削減する排ガス処理システム「ブルーテック」を採用し、日本の「ポスト新長期規制」に適合している。また、G350ブルーテックは現行Gクラスのラインアップの設定になかった右ハンドルを採用。さらに安全支援運転システムを搭載するなど充実装備ながら、価格は989万円とGクラスでは唯一1000万円を切っているのも見逃せない。