車のエンタメ
更新日:2016.10.25 / 掲載日:2016.10.25
映画『トロン』の超未来型電動バイクをつくってみた!

世界ではじめてCGを全面的に採用した作品として、ある種の伝説となっているSF映画『トロン』(1982年)。2010年には28年ぶりの続編となる『トロン:レガシー』が公開され、これまた話題となりました。
作中に登場したバイク「ライトサイクル」に「実際に乗ってみたい!」と考える人はいるもんで、実際につくってしまう人もいるもんで……。さらに、動力をエンジンからモーターに変えてしまう人もいたんですね。2011年公開というちょっと古い動画ですが、今見てもやっぱり驚いてしまうので、あらためてご紹介しましょう。
ライトサイクルが発光する姿はハッとするほど美しいのですが、ホイールにはハブもスポークもなく、市販のバイクをちょっとやそっと改造しただけではライトサイクルになりそうにはありません。それをやってのけたのが、GooMagazineでもご紹介したカスタマイズカー界のカリスマ・ファクトリー「パーカー・ブラザーズ・コンセプト」。
で、パーカー兄弟がつくったライトサイクルをベースに、「Evolve Electric Motorcycles」がリチウムイオンバッテリーとモーターで電動化。ABCニュースで取り上げられたときの映像がこちらです。

再現性の高さがすごい!


ちょっと走ればこの注目度。昔ながらのモビリティ(馬車)との対比も異次元な感じです。お値段は、5万5000ドル(約573万円/2016年10月16日現在の為替レートで換算)だとか。
Evolve Electric Motorcycles社では、ふつうの電動スクーターも製造していたようです。こっちのほうが乗りやすそうですね。