中古車購入
更新日:2026.06.01 / 掲載日:2026.04.29
アル/ヴェルの狙い目モデルも! 予算300万円で買えるラージ級ミニバン6選

子育て世代や二世帯・三世帯家族、さらには大量の荷物を積み込むことが多いアウトドア派ユーザーまで、幅広いニーズに応えてくれるのが、全長4.8m以上の「ラージ級ミニバン」。まるで高級チェアのようなシートを装備したプレミアムモデルは現在の主流となっており、ワンランク上のカーライフを味わえる点も魅力です。
そんなプレミアムなラージ級ミニバンは、価格の高さがネック。近年のモデルは、オプション装備を付けると1000万円を超えてしまうというケースも少なくありません。そこで今回は、予算300万円で買えちゃうお買い得モデル6台をピックアップしました!
【候補・その1】トヨタ・アルファード(20系・先々代型)

・中古車平均価格:111.8万円
・物件掲載台数:約600台
・300万円以下の物件の割合:99.7%
アルファードは、存在感ある先進的スタイルと国産ミニバン最大級の室内空間を創出した「最上級ミニバン」として2002年に誕生。当初は2パターンのデザインを採用し、それぞれ「G(グランド)」「V(ビクトリー)」というアルファベットが車名に付いていました。
2008年に登場した20系アルファードは、“上品さ”と“洗練”をキーワードにデザインされ、V字ラインが目を引くフロントマスクが特徴的。また、フロントシートに「マイコンプリセットドライビングポジションシステム」、セカンドシートは大型フットレストやパワーオットマンなどを搭載した「エグゼクティブパワーシート」が採用されました。

6年余りにわたって販売された20系アルファードのタマ数はピーク時に比べてかなり減ってきているものの、2026年4月現在で約600台とまだまだ豊富。最新の中古車相場は111.8万円となっており、コストを抑えてミニバンを購入したいという方にはうってつけのクルマと言えるでしょう。
グレード別では、2.4L エンジンを搭載し専用エアロパーツを装着した「240S」系が7割近くを占めています。また、エンジン別では、2.4L エンジン車が約500台あるのに対し、3.5L エンジン車は100台程度となっています。
オススメグレードはコレだ!

20系アルファードでは「240S」が狙い目。タマ数が豊富であり、さらに他のグレードには設定が無い専用エアロパーツを装着している点も魅力です。また、240Sグレードは年1回ほどのペースで特別仕様車が導入されているのも、クルマ選びの際には押さえておきたいポイント。各所にゴールド加飾を施し、上質感高く仕上げられた「タイプゴールド I / II」がオススメです。
【候補・その2】トヨタ・ヴェルファイア(30系・先代型)

中古車平均価格:283.3万円
物件掲載台数:約1,800台
300万円以下の物件の割合:58.0%
ヴェルファイアは2008年、アルファードの姉妹車として誕生。「力強さ」「先進性」を際立たせたデザインを採用し、アルファードと性能を共有しながらも全く異なる個性を持つプレミアムミニバンです。
2015年に登場した30系ヴェルファイアは「大胆・不敵」をテーマに、迫力あるフロントビューが印象的。その一方でパノラミックビューモニター、インテリジェントパーキングアシストなど安全機能も強化され、ファミリーユースの安心感を高めた1台に進化しました。

販売終了からもうじき3年が経つ30系ヴェルファイアは、グーネット掲載台数が約1800台で、今回取り上げる6モデルのなかでもトップクラスのタマ数。このうち300万円以下の個体の割合は58.0%となっており、お買い得な1台を探しやすい状況となっています。
グレード別では、2.5L エンジンを搭載した「2.5Z」系が4分の3以上を占める84.7%。くつろぎの空間を提供する「エグゼクティブラウンジシート」を筆頭に、快適装備・安全装備が充実した最上級グレード「3.5エグゼクティブラウンジ」系はわずか1.6%となっています。
オススメグレードはコレだ!

30系ヴェルファイアで押さえておきたいグレードは、やはり「2.5Z」系。タマ数の豊富さは、一物一価の中古車では大きなメリットです。そのなかでも「2.5Z Gエディション」がイチ押しで、専用エアロパーツで飾られたビジュアルは存在感バツグン。さらに、運転席・助手席はパワーシート仕様で快適な操作性を保持。セカンドシートもパワーオットマンや大型アームレストを備えたエグゼクティブパワーシートを搭載しています。
中古車とはいえ、ヴェルファイアの贅を尽くした装備は外せない……そんな人にピッタリです。
【候補・その3】日産・エルグランド(E52系・現行型)

中古車平均価格:166.3万円
物件掲載台数:約1,200台
300万円以下の物件の割合:85.6%
アル/ヴェルと並ぶラージ級ミニバンとして忘れてはならないのがエルグランド。いわゆる「高級ミニバン」の元祖ともいえる存在で、1997年に誕生しました。同年にはベッドやコンロ、調理台などを追加したキャンピングカー仕様の「フィールドベース」を発表、翌1998年にはスポーティなエアロバージョンとして「ハイウェイスター」が登場するなど、早い展開で多様なバリエーションを生み出していったモデルでもあります。
2010年に発売されたE52系は3代目に当たり、ラグジュアリーさをさらに追求。2026年夏にはフルモデルチェンジが予告されており、日に日に注目度を高めているモデルです。

発売から丸15年が経過したE52系エルグランドのグーネット掲載台数は、約1200台。こちらも豊富なタマ数が魅力の1つとなっています。最新の中古車相場が166.3万円と手ごろな価格帯で、300万円以下の個体の割合が85.6%と高い点も見逃せません。
グレード別で見ると、2.5L エンジンを搭載したエアロ車「250ハイウェイスター」系がおよそ4分の3を占めている点は、先ほどのヴェルファイアと似た構図。次いで多いのは、オーテックジャパン(現:日産モータースポーツ&カスタマイズ)が手掛けたカスタマイズカー「VIP/オーテック/ライダー」系(13.8%)でした。
オススメグレードはコレだ!

掲載車両を細かく見ていくと、最もタマ数が多いのは「250ハイウェイスターS」。2015年より設定されたグレードで、現在ではベースグレードに位置付けされています。タマ数の多さはメリットであるものの、装備の充実度を考えると、もう少し上のグレードを狙いたくなります。
そんな実情を踏まえてのオススメは「250ハイウェイスター プレミアム」。タマ数は5分の1ほどに減ってしまいますが、夫婦や親子で1台のクルマをシェアする場合に便利な「パーソナルドライビングポジションメモリーシステム」や、バックドアをリモコン操作できる「リモコンオートバックドア」といった機能を標準装備し、機能性が高い1台です。
【候補・その4】ホンダ・オデッセイ(RC1、2系・最終型)

中古車平均価格:159.9万円
物件掲載台数:約850台
300万円以下の物件の割合:84.4%
ホンダ・オデッセイはエルグランドよりも少し早い、1994年に登場。フロントシートから3列目まで、自由に行き来できるセンターウォークスルーや、後列に行くほどヒップポイントとフロアが少しずつ高くなったシアターフロアなど、現在のモデルにも通ずる特徴を初代モデルから取り入れていました。
2013年に登場した5代目・RC1、2系では、“オデッセイのアイデンティティ”とも言われていたリアドアを、これまでのヒンジドアからスライドドアに変更。全高を従来モデルから100mm以上アップしながら床面高を下げることで室内空間を拡張するなど、ライバルモデルにはない独自のスタイルを作り上げました。

そんなオデッセイは、6代目に移行したタイミングでe:HEV(ハイブリッド)のみのラインナップに刷新。そのため、ガソリン車はこのRC1、2系が現時点での最終モデルとなっています。グーネット掲載台数は約850台で、そのうち300万円以下の個体は84.4%。最新の中古車相場は154~160万円の間を推移しており、狙い目のモデルに挙げられます。
グレード別の掲載台数は、2つの上位グレード「アブソルート」系、「アブソルート・EX」系がそれぞれ41.4%で、二分する状況。ハイグレードの個体が多いため、好みの条件の1台を探しやすいモデルと言えるでしょう。
オススメグレードはコレだ!

RC1、2系オデッセイでイチ押しのグレードは何といっても「アブソルート・EX」系。この世代の最上位グレードに当たり、なおかつ流通数も多いのが大きなメリットです。安全装備の「ホンダセンシング」が標準装備に加わった2015年式以降のモデルに狙いを定めて検索しましょう。
アブソルート・EX系は、フロント・2列目・3列目それぞれで独立した温度設定が可能なフルオートエアコンや、パワーシート(電動)タイプの助手席を搭載するなど、快適装備が充実している点もメリットです。
【候補・その5】トヨタ・エスティマハイブリッド(20系・最終型)

中古車平均価格:162.3万円
物件掲載台数:約200台
300万円以下の物件の割合:86.6%
「天才タマゴ」のキャッチコピーも懐かしいエスティマは1990年に誕生。それから約11年後の2001年に登場したエスティマハイブリッドは、プリウスに次ぐトヨタ第2の量産ハイブリッドカーであり、トヨタの電気式4輪駆動システム「E-Four」を量産車として初めて搭載したモデルでした。
2006年に登場した2代目モデルの20系は、約13年にわたって販売されたロングセラーモデル。年を重ねるごとに改良が加えられ、燃費性能を向上。2012年にはスポーティなデザインの新グレード「アエラス」が設定されました。

販売終了から約7年が経過した20系エスティマハイブリッドのグーネット掲載台数は、約200台。そのうち300万円以下の個体の割合は86.6%と、過半数を超えています。また、最新の中古車相場は162.3万円となっており、狙いやすい価格帯にあることが分かります。
グレード別の掲載台数では、モデル後期に追加された最上位グレードの「アエラス」系が半数以上を占める結果(58.5%)に。こちらも最上位グレードから順に台数が多くなっています。
オススメグレードはコレだ!

そんな20系エスティマハイブリッドでは、「アエラス」系を積極的に狙いたいところ。パワーバックドア、温熱シートなど装備の充実度が最も高い「アエラス プレミアム-G」がイチ押しですが、個体数が少なく、状態の良い車両は価格の高騰化が見られる点がデメリット。
利便性の高さはアエラス プレミアム-Gに譲るものの、上質感のある内外装の「アエラス プレミアム」は、個体数も比較的多くオススメです。
【候補・その6】フォルクスワーゲン・シャラン(7N型・最終型)

中古車平均価格:192.1万円
物件掲載台数:約60台
300万円以下の物件の割合:87.7%
最後に紹介するフォルクスワーゲン・シャラン(7N型)は、個体数こそ多くないものの、いまリーズナブルに狙える注目のモデルです。こちらは2011年より日本仕様が発売され、2023年初めごろまで販売されました。ポロやゴルフといったVWの人気車のデザインを踏襲しつつ、全長4855mm×全幅1910mm×全高1765mmという幅広のスタイルを採用した点が特徴です。
機能面では、両側パワースライドドア、3ゾーンフルオートエアコン、フルフラットに格納できる2列目・3列目シートを備えるなど、国産モデルにも引けを取らない装備を採用。また、VW車ならではの安定感のある走りも特色です。

そんなシャランは、販売終了から約3年ですが最新の中古車相場は192.1万円とかなりリーズナブル。グーネット掲載台数は、約60台と少なめではあるものの300万円以下の個体の割合は87.7%と高く、意外な掘り出し物も見つかりそうです。
グレードは、ガソリンエンジン車の上位モデル「TSI ハイライン」系と、ベースグレードに当たる「TSI コンフォートライン」系がそれぞれ40%ほど。ディーゼルエンジン車の「TDI」系が10.6%となっています。
オススメグレードはコレだ!

フォルクスワーゲンのモデルを選ぶ場合、最大の分岐点はガソリン車(TSI)か、ディーゼル車(TDI)かという2択。購入後の維持費を考えるとディーゼル車を選びたくなりますが、シャランにおいてはTDIモデルの個体が少ないため、様々な車両を吟味しやすいTSIモデルに軍配が上がります。
TSIモデルでは、上位グレードの「TSI ハイライン」が断然オススメ。純正ナビ、パワーテールゲート、シートヒーターなど、標準装備の充実度の差がその理由です。
お買い得な中古車購入で失敗しないために。気をつけておきたい5つのポイント

低価格の中古車は、新車を買うよりも大きくコストを抑えられるのがイチバンのメリット。そのメリットと並んで、購入時に注意しておきたい5つのポイントがあります。
1.故障リスクが高い:経年劣化・修復歴があるなど個体によって予期せぬ故障が起こりやすい
2.保証がない/保証期間が短い:修理の際、費用が高額となるケースが多い
3.税金が高額になる場合がある:新規登録から13年、18年が経過すると自動車税や自動車重量税が増額となる
4.機能・装備の不足感:先進の安全機能や快適装備、カーナビなどあると便利な機能が付いていないことがある
5.売却時の評価が低い:売却する際の査定額はあまり期待できない
一物一価の中古車は個体によって状態はさまざま。価格が抑えられた車両については、低年式、過走行車、事故車・修復歴がある、不人気のカラーなど、安く買えるだけの要因が必ずあります。購入する前には自分の目で見たり、販売店スタッフに問い合わせるなどして現在の状態をキチンと把握しておくと、購入後の不安を減らすことができるでしょう。
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ライタープロフィール
1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。
また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。
1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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