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更新日:2023.03.24 / 掲載日:2023.03.24
マツダ CX-60採用の先進安全技術が「市村産業賞 功績賞」受賞

マツダは3月23日、公益財団法人市村清新技術財団が主催する第55回市村賞において、同社の先進安全技術「ドライバー異常時対応システム(DEA)」が「市村産業賞 功績賞」を受賞したことを発表した。
CX-60にも採用された運転者の体調を見守り、安全を支える技術
今回、マツダが受賞した「市村産業賞 功績賞」は、優れた国産技術を開発することで、産業分野の発展に貢献・功績のあった技術開発者を対象としている。
受賞対象開発テーマであるドライバー異常時対応システムは、クルマが運転者の体調を見守り、安全を支える技術。
事故を誘発したドライバーの発作や疾患の症例を分析、人体や脳のメカニズムを理解・モデル化することで、意識喪失などの体調変化を高精度に検知することを可能とした。
これにより、一般道においても迅速なドライバー異常の自動検知から車両の減速停止ならびにヘルプネット自動接続による緊急通報を行うことで、早期のドライバー救命とともに、周囲の歩行者や車両への被害軽減を図る。
マツダは、同システムを先進安全技術「DEA」として、昨年発売したクロスオーバーSUV「CX-60」国内向けモデルに採用。
同システムに関する最新の国連協定規則に国内で初めて対応している。マツダは今後も、この安全技術の機能や搭載車種を拡充していく予定としている。
受賞概要
名称:
市村産業賞 功績賞
テーマ:
「運転者の体調を見守り安全を支えるドライバー異常時対応システム」
受賞者:
以下3名がすべての関係者の代表として受賞。
栃岡 孝宏
中島 康宏
岡野 英紀
マツダ公式HP:https://www.mazda.co.jp/
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