トヨタ　新プロジェクト始動で東京・青海に次世代アリーナ建設

　トヨタ自動車、トヨタ不動産、トヨタアルバルク東京の3社は8月29日、トヨタ ショールーム施設のメガウェブ跡地（東京都江東区）に次世代アリーナを建設すると共に「TOKYO A-ARENA PROJECT」を推進すると発表した。次世代アリーナは2025年秋に開業予定。

スポーツ・モビリティ・サスティナビリティを中心としたプロジェクトを推進　

　同プロジェクトは、「可能性にかけていこう」をコンセプトに掲示。様々なパートナーの協力を得ながら、スポーツやモビリティ、サスティナビリティといった領域を中心に様々な可能性が解き放たれる場所となることを目指しており、「次世代スポーツエクスペリエンス」「未来型モビリティサービス」「持続型ライフスタイルデザイン」の3つを重点テーマに掲げている。

「次世代スポーツエクスペリエンス」～もっと観たくなる、やりたくなる～
　B.LEAGUE1部に所属するプロバスケットボールチーム「アルバルク東京」がホームアリーナとして利用する他、バレーや卓球などの室内競技、アーバンスポーツ、パラスポーツ、eスポーツ等の舞台として、幅広くスポーツの魅力を届けていく。
　また、多様な観戦の楽しみ方の提案や、最新テクノロジーの導入を通じて、次世代スポーツエクスペリエンスの実現を目指していく。

「未来型モビリティサービス」～もっと便利になる、楽しくなる～
　トヨタのモビリティテクノロジーを活用しながら、各企業のサービスや技術と連携。モビリティテクノロジーの可能性を拓いていくとともに、これまでにないアリーナ体験の創造を目指していく。

「持続型ライフスタイルデザイン」～もっとつながる、変わり続ける～
　敷地内にある2つのパーク（屋外空間）活用による地域への貢献、アリーナ内のゴミ削減のほか、国内アリーナ初となる、LEED（※1）認証取得を検討中。地域住民や来場者と共に、リサイクルやリユース等、持続可能なライフスタイルを一緒にデザインするアリーナを目指していく。

※1：Leadership in Energy and Environmental Design（米国グリーンビルディング協会が運営する建築や都市の環境性能評価システム）

　同プロジェクトの推進に際し、トヨタ代表取締役 豊田章男社長は、「多くの皆さまと想いを共にしながら、『可能性を広げるアスリートたちの聖地』を目指したいと考えております。みなさま、よろしくお願いいたします」と今後への抱負を述べた。

施設概要

所在地：東京都 江東区 青海
施設名称：（仮称）TOKYO A-ARENA
敷地面積：約27,000平方メートル
収容客数：約10,000人
開業予定：2025年 秋
土地所有会社：トヨタ自動車
建物所有会社：トヨタ不動産
運営会社：トヨタアルバルク東京