カーライフ
更新日:2019.06.13 / 掲載日:2016.07.22

車のボディに紫外線が与える影響と劣化対策

車の紫外線対策と紫外線による劣化について

goo-net編集チーム

夏になると車の中にも日光がたくさん入ってきて、暑い思いをすることも多くなりますが、
この時紫外線も浴びることとなります。

この紫外線は私達の肌だけではなく、実は車にも悪影響を及ぼしているのをご存知ですか?
ここでは車内の紫外線対策と紫外線による車への影響についてご紹介します。

車のボディに悪影響を及ぼす紫外線

車のボディに影響を与えてしまう紫外線ですが、
この紫外線はボディの塗装を劣化させてしまう原因のひとつとなります。

なぜ塗装を劣化させてしまうのかと言うと、
紫外線が当たることで塗装同士の分子結合が切断(破壊)されてしまうためです。

分子が破壊されてしまうことによって塗装が徐々に劣化していき、
それが奥の塗装面まで進行して塗装を剥がしてしまうのです。

塗装は車の色だけでなく、車のボディそのものの劣化を防ぐためにも重要な役割を果たしています。

そのため、紫外線によって塗装が剥がれたままにしておくと、
車自体の劣化にもつながってしまうので注意しましょう。

車のボディにおける紫外線対策とは

紫外線対策には、やはり紫外線にあまり当てさせないことが一番です。

例えば、カーポートやガレージなどを作っておくと、
紫外線を防げるだけでなく雨による汚れも防止することができます。

ただ、カーポートやガレージなどは作るのに費用がそれなりに掛かってしまうので、注意しましょう。

費用をあまり掛けられないけど紫外線対策をしたいという場合は、
カーコーティングを行うと良いでしょう。

カーコーティングは塗装の上から膜を張る状態になるので、
塗装に紫外線が当たらないようカバーしてくれます。

また、紫外線対策用のカーコーティング剤やボディカバーなども販売されているので、
そちらを活用するのもおすすめです。

車内における紫外線対策とは

では、車内に入ってくる紫外線対策はどうすれば良いでしょうか。

運転中に気になる部分としては、やはりハンドルを動かす際に、
フロンとガラスや窓から入ってくる日に当たりやすい腕ではないでしょうか。

腕の紫外線対策としては、
日焼け止めを塗ることやアームカバーを付けることが有効な方法と言えます。

また、強い紫外線を長時間、目に浴びてしまうことによって、
目の病気を引き起こす可能性もありますので、
なるべく目に紫外線が入らないようサングラスを装着することをおすすめします。

ただし、色の濃いサングラスでは信号の色が見分けられず事故を起こす危険性もあるので、
色はある程度薄めの物を選ぶことをおすすめします。

その他にも、窓にUVカットフィルムを貼る方法があります。
カーフィルムを貼る場合は、道路運送車両の保安基準を順守して貼るようにしましょう。

車を大切にしたい、長くこの車に乗っていたい、自分の肌も紫外線から守りたいという方は、
紫外線対策をしっかり行いましょう。

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

グーネットマガジン編集部

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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