マイカーローン[2019.10.17 UP]

ローン中に車を買い替える際の注意点や必要書類について解説

ローン中に車を買い替える際の注意点や必要書類について解説 グーネット編集チーム

車をローンで購入するケースも多いと思います。
返済中に気になる車が見つかって、どうしても購入したいと思ったこと、ありますよね。

この記事の目次

車の書類上の所有者とローンとの関係について
所有者の変更には複数の方法があります
車の売却によって新たな車の購入に充当も
ローンが残っている場合の車の買い替え
車を買い替える時の必要書類と手続き
まとめ

車の書類上の所有者とローンとの関係について

ローン返済中に、車を買い替えることは可能です。ただし、返済額が多くなる可能性もあるので注意が必要です。

まずは車の書類上の意味を理解しましょう。車には必ず車検証があります。
ここに明記されている「所有者」について説明します。現金で購入した場合は原則、所有者が本人名義になります。銀行などでの無担保ローンでも、本人名義になることが多いです。

しかし、信販系やディーラーのローンの場合、所有者が信販会社やディーラーになります。この場合、本人名義ではないので、返済中の車の売買を勝手にできません。書類の名義人を本人か、新たに借り入れるローン会社に変える必要が出てきます。

これが、ローン中に車を買い替える際の1つのポイントです。

所有者の変更には複数の方法があります

所有者を変更するためには、残債(100万円と想定)の一括返済をしなければなりません。
その方法は主に以下の通りです。

1.本人が残債の100万円を一括返済してローン契約を解除する
2.返済中の車を売却し、ローン残債に充当する
3.新たに購入する車のローンに残債を上乗せする

1と2の場合は本人名義となり、3は新たに組むローン会社の名義になります。3のケースとしては、残債を下回る売却になった場合です。

車の売却によって新たな車の購入に充当も

上記の1、2で売却が150万円だった場合、50万円を新たに購入する車の資金にすることもできます。ただ、一般的には車のローン金利が高く、税金を含めた諸費用もあるので、必ずしも得したとはいえません。

3の場合は、新たに組むローンの審査の壁が高くなります。20年以上前のバブル経済の頃は、ローンを複数回組み直して、上位車種へステップアップする方法もありました。しかし、今では経済状況の悪化で、車の販売台数も相対的に減り続けています。金銭の負担がなく、ローンを組み直して車を買い続けることは、現実的に不可能になります。

ローンが残っている場合の車の買い替え

ローンが残っている場合の車の買い替え グーネット編集チーム

車のモデルチェンジや不慮の事故など、今の車のローンが残った状態で車を買い替えたい方もいらっしゃることでしょう。ここでは、そもそもローンが残っている状態で車の買い替えはできるのか、どのような方法があるのかについてみていきます。

車のローンが残っていても車を買い替えすることは可能なのか?

結論からいうと、車のローンが残っていても、車の買い替えは可能です。
しかし、ローンは完済するまで払い続けるのが基本なので、ローンを2重にかけることになります。ローンが膨らんで毎月の返済が難しくなる可能性もあるので、古い車は売却や下取りに出し、ローン返済に充てることが大切です。

古い車の売却益がローン残高を上回れば、その時点でローンを完済できます。
ただし、査定額が満たない場合、その差額を自分で支払い、ローンを完済することも可能です。

新しい車のローンに残高分のローンを上乗せ

売却益でローン返済を補填するほかに、新しい車のローンに古い車のローン残高分を上乗せする方法もあります。ローンを上乗せするという意味は、2つのローンを2重で支払うことではありません。古い車と新しい車のローン残高(残債)を合算し、ローンを1つにまとめるという方法です。

そこで、古い車のローンが「月々2万円、残債30万円、12か月ローン」、新しい車が「月々2万円、残債150万円、60か月ローン」と仮定します。ローン残債を合算すると「30万円+150万円=180万円」になり、これを60か月ローンとして「月々3万円」を支払うという仕組みです。

2つのローンをそれぞれ抱えるとなると月々4万円となりますが、上乗せすることで月々の支払額を安くすることができるのが上乗せのメリットです。しかし、月々の支払額が減ったとしても、残債が変わることはありません。ローンは金利も含まれるので、結果的にローン支払いが多くなることもあるので注意しましょう。

車を買い替える時の必要書類と手続き

車のローンが残った状態で車を買い替える場合には、以下の書類と手続きが必要です。

車を買い替えに必要な書類

車を買い替えるには、以下の書類をすべて揃える必要があります。

・車検証
・自動車税納税証明書
・印鑑証明書
・印鑑
・自賠責保険証
・リサイクル券

印鑑は普通自動車なら実印が必要ですが、軽自動車なら認め印、そして印鑑証明書がなくても構いません。

また、車を買い替える際は、車庫証明書の取得が義務となっています。車庫証明に必要な書類は、「自動車保管場所証明申請書・保管場所の所在図・配置図・保管場所使用権限疎用書面(自認書)」の3種類です。これらに必要事項を記入して警察署に提出すると、数日後に車庫証明書が発行されます。警察署の手続きは、基本的に平日のみの業務なので早めに手続きすることをおすすめします。

また、車庫証明書は普通自動車なら必ず取得するものですが、軽自動車は地域によって対応が異なるので、警察署で必ず確認しましょう。

保険の対象車の確認

自動車保険の対象車を変更する「車両入れ替え」を、買い替えから30日以内に必ず行いましょう。

自動車保険は契約する「車両ごと」にかける保険なので、変更手続きを行わないと、新しい車で補償が受けられなくなります。車両入れ替えは、手元に車検証を用意し、保険会社に電話連絡するだけという簡単な手続きで済みます。
ただし、車両入れ替えで以前の保険料と変わる場合、差額分を精算する必要があるので注意しましょう。

まとめ

ローンが残った状態で車を買い替える場合、古い車の売却益を返済に充てる、または、ローンの上乗せをするといいでしょう。ただし、売却益がローン残高に満たない場合は差額の支払いが必要になることや、所有者が信販系やディーラーの場合は売却できないので注意が必要です。

また、車を買い替える際には、保険の車両入れ替えや、車庫証明書の取得などの手続きも必要になるので、手続きが漏れることのないように事前に確認をしておきましょう。

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