マイカーローン
更新日:2019.06.17 / 掲載日:2016.10.24
車のローンの最長期間はどのくらい?
goo-net編集チーム
車は購入するタイプにもよりますが、数百万円の費用がかかる高い買い物になります。
そのため一括で支払うのではなく、ローンを組んで購入される方が多いようです。
ローンを組むにあたり、できる限り、
毎月無理のない範囲で返済できる金額で設定することが多いと思います。
では、車のローンは、最長でどのくらいの期間組むことができるのでしょうか?
長期ローンの金利負担や、そのメリット、デメリットと併せて、詳しく見ていきましょう。
車のローンの最長期間
住宅を購入する際に組むローンは、返済期間が35年という長期のローンが多く見られるのですが、
車のローンの場合は住宅購入と異なり、新車登録から6年が耐用年数とされるため、
2回目と3回目の車検にあたる5~7年の借り入れが多いようです。
通常、耐用年数の期間と車検の兼ね合いから、
自動車ディーラーの提携ローンでは最長期間を7年(84回)と設定し、
車検のタイミングを買い替えと捉え、乗り換えを促進しています。
最近では車両価格が高額になるケースが多いため、一部銀行系、外車ディーラーなどでは、
最長10年(120回)の設定が見受けられます。
これらのローン期間は、ローン会社や金融機関によって異なりますので確認が必要です。
ローンに法的制約はあるのか
車を購入時にローンを組みたい場合ですが、ローンにも審査がありますので、
誰でも必ずローンが組めるわけではありません。
年収やそのほかの条件などから審査に通らないこともあります。
また、他のローンを利用するときに年収に応じて借入金額が異なってくる、
総量規制の対象となるか心配される方がいらっしゃいますが、
マイカーローンに関してはその対象とはなりません。
長期ローンを組む場合のメリット、デメリット
ローンの支払回数を少なくして返済計画と立ててしまうと、
どうしても月々の支払負担が大きくなってしまって、返済ができなくなる危険性が出てきます。
しかし、ローンを組む期間を長期に設定することによって、
毎月少ない返済金額で無理のない返済をすることができるようになります。
これが、長期ローンのメリットとなります。
しかしながら、無理のない返済をすることができる長期ローンを組むことで、
それだけ多くの金利を支払う必要が出てくることになり、総支払額が高くなります。
これが、長期ローンのデメリットと言えます。
長期ローンを組んだ場合の金利について
マイカーローンの金利ですが借り入れをするローン会社によって異なります。
ローンの種類によっては、変動金利を設定していて、
途中で金利が変わることもありますので、その点注意が必要です。
利用するローンが変動金利なのか固定金利なのかによって、
支払総額が大きく違ってくる可能性があるので、月々の返済金額と合わせてよく検討しましょう。