グランエース（トヨタ）３００系 2019年12月発売モデル

日本国外向けハイエースがベースとなっていることから、アルファードとヴェルファイアを上まわる全長5.30m、全幅1.97mというサイズを活かした圧倒的な存在感と室内のゆとりが魅力のミニバンが「グランエース」だ。セミボンネットのスタイルが特徴で、3列シート6人乗りの「プレミアム」と4列シート8人乗りの「G」を設定する。「プレミアム」は、2列目と3列目が、くつろぎを重視したエクゼクティブパワーシートとなる。ロングスライド機構やパワーリクライニング機構、パワーオットマンを備えた温熱シート、格納式テーブルも装備するなど、利便性と快適性が追求されている。4列シートの「G」は、2列目にエグゼクティブパワーシート、3列目にレバー操作でシート調整可能なリラックスキャプテンシートを設定。4列目には、ワンタッチで座面が跳ね上がる6対4分割のチップアップシートを採用するなど、乗車人数や手荷物の量など、あらゆる状況にスマートに対応できる。2.8Lクリーンディーゼルエンジンと6速ATが搭載され、低回転からトルクフルで快適な走行と静粛性が実現されている。走行燃費は10.0km/L（WLTCモード）となっている。予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」や車両後方カメラの映像をミラー内のディスプレイに表示する「デジタルインナーミラー」など、充実の安全装備を誇る。また、スマートキーを携帯して近づくとスライドドアが自動的に開く「スマートエントリー＆プッシュスタートシステム」を全車標準で搭載する。