カローラスポーツ（トヨタ）２１０系 2018年6月発売モデル

2018年6月に12代目カローラの尖兵として、セダンの「カローラ」やワゴンの「カローラツーリング」に先駆けて発売されたのが「カローラスポーツ」である。「コネクティッド」と「クルマ本来の楽しさ」を融合した初代コネクティッドカーとされる「カローラスポーツ」。ラインアップは、1.8Lエンジン＋ハイブリッドシステムを搭載した、「ハイブリッドGZ」、「ハイブリッドG」、「ハイブリッドGX」、1.2L直噴ターボエンジンを搭載した、「GZ」、「G」、「GX」という構成。ハイブリッド車は2WDのみ、ガソリン車は2WDと4WDを用意。「ハイブリッドG」、「ハイブリッドG X」は34.2km／Lという優れた低燃費を実現（JC08モード走行燃費）。直噴ターボエンジンは、低速域から幅広い回転域で最大トルクを発生。ガソリンターボのCVT車には「10速スポーツシーケンシャルシフトマチック」と、同MT車には「インテリジェントマニュアルトランスミッション（iMT）」設定されるなど大きな注目を集める。予防安全装備では、第2世代型の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を全車に標準装備し、インテリジェントクリアランスソナーやリアクロストラフィックオートブレーキなど、パーキングサポートブレーキを採用した。また、遠隔で走行アドバイスや車両診断を受けられる「eケアサービス」や「LINEマイカーアカウント」をはじめとしたコネクティッドサービスが利用できる、車載通信機DCMを全車に標準搭載。 今回、一部改良を行い、ボディカラーに「グレーメタリック」と「プラチナホワイトパールマイカ」を新たに設定。あわせて、新色と「アティチュードブラックマイカ」を組み合わせたツートーンを用意する。さらに、「GZ」、「ハイブリッドGZ」にシートヒーターを標準装備すると同時に、「G」、「ハイブリッド G」ベースの特別仕様車「G スタイルパッケージ」、「ハイブリッド G スタイルパッケージ」を設定する。ブラック塗装の16インチ専用アルミホイール、Bi‐Beam LEDヘッドランプ、LEDデイライト、LEDフロントフォグランプなどの特別装備に加え、フロントロアグリルのフレーム部にサテンクロムメッキ、リアバンパーにクロムメッキ加飾を施し、より精悍なスタイルを実現している。ブラックの専用シート表皮を採用したスポーティシートと7.0インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイも特別装備となる。