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1936年にプロトタイプが発表された、モーガンシリーズでもっともベーシックなモデルとなるのが4/4。それまでの同社の3輪車とは異なり、4気筒エンジン/4ホイール(ゆえに4/4)のスポーティモデルである。アルミとスチールによって基本フレームを構成。リヤサスペンションはコンベンショナルなリーフスプリングだが、フロントにはモーガンならではのスライディングピラーと呼ばれるコイルスプリング式独立懸架が採用される。スライディングピラーは通常のサスペンションのように円軌跡を描かず、直線軌跡を描くサスペンションだ。搭載されるエンジンは英国フォード製の121馬力1.8L直列4気筒DOHC。これに5MTのミッションが組み合わされ、後輪を駆動する。ボディタイプはオープン・2シーターで、スタンダードボディとワイドボディの2タイプが用意されている。安全装備としてデュアルエアバッグを標準で装着。ハンドル位置は左右どちらも選択できる。