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投稿者評価
平均
【このクルマの良い点】
ランサーEX 1800GTターボ、通称ランタボはFR+5速MTという当時の標準的な組み合わせで、ターボチャージャーはいわゆるドッカンターボでした。限界に近づくほど乗りこなすのが難しくなりますが、FRらしい素直な挙動はドライビングテクニックを磨くのにぴったりな一台だったと感じています。
エンジン出力は135psと控え目ですが、約1,000kgのボディを走らせるには十分な数値だったのかなぁと。現代の軽スーパーハイトワゴンでもこのくらいの車重であることを考えると、ランタボのボディがいかに軽量だったのかがわかります。
この車種の特性上、走りばかりが注目されていますが、ランタボは4ドアセダンとしての使い勝手にも優れていました。FRなので下にはプロペラシャフトが通っており、リヤの中央部は盛り上がっていますが、2人までならレッグスペースも十分で快適に乗車できましたよ。
【総合評価】
ランサーEX 1800GTターボはスポーティーセダンとはいえ、パワーやサスペンションなどは昭和のクルマそのものなので、現代のようなハイテク装備は皆無です。しかし、シンプルなつくりで路面の状況をダイレクトに感じられるところやステアリング操作とアクセルワークを駆使できる素直さは非常に魅力的だと思います。
以前信号待ちの交差点で斜め後方からドンとぶつかられたときがあったのですが、ぶつかってきた他メーカーのクルマはフロントがぐちゃぐちゃに破損したのに対し、ランタボはどこにぶつかったのかが結局わからないほど傷がついてなかったんですよね。たまたまかもしれませんが、これにはとても驚きました!この時代の三菱車はどれも頑丈なボディだったとは思いますが、ここまでとは。
ファミリーカーとしても使うことができたのも、気に入っている点です。抜群の走行性能を兼ね備えていながら、実用性にも優れていて本当に使い勝手が良かったです。こんな好条件のクルマなんて、現代で探してもなかなか出会えない気がします。
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総合評価
外観のデザイン・ボディカラー | 走行性能 | 乗り心地 | 価格 |
---|---|---|---|
4.0 | 4.3 | 3.3 | 3.5 |
内装・インテリアデザイン・質感 | 燃費・経済性 | 装備 | |
3.5 | 2.8 | 3.7 |