ＥＳ（レクサス）１０系 2018年10月発売モデル

新世代レクサスとして、デザインや走りも大きな変革を遂げた「ES」。アメリカ市場において、カムリやウインダムなどをベースに販売されてきたプレミアムセダンは、7代目にして日本国内で初めてレクサスブランドからリリースされた。プラットフォームを一新し、先代よりも全長、全幅、ホイールベースが大幅に延長されている。ラインアップは、2.5L 直4エンジンにハイブリッドシステムを組み合わせた「ES300h」を設定し、「バージョンL」、「Fスポーツ」を用意する。フロントピラーを後方に配置し、傾斜したリアピラーによる引き締まったキャビンが、ワイド＆ローのプロポーションをつくり出している。広く快適な室内空間も質感の高い素材が用いられ、細部まで作り込まれている。また、安全装備として、ドアミラーに替えて小型カメラを搭載し、車両後方の様子をその画像を室内の画面で見せる「デジタルアウターミラー」がレクサスブランドで初めて採用される。2020年8月、「Fスポーツ」にデジタルアウターミラーを追加設定、走行時にモニターから見える他の車両や障害物との距離感がわかりやすい目安線も表示されるようになった。さらにパーキングサポートブレーキ「PKSB（静止物＋後方接近車両）」やブラインドスポットモニター「BSM」を全車標準設定、同時にハイブリッドバッテリーをニッケル水素電池からリチウムイオン電池に変更することで燃費性能をアップ。また、スマートフォンを12.3インチワイドディスプレイと連携してリモートタッチで音声操作が可能となった。また、おくだけ充電のトレイと、センターコンソールのスマートフォン収納スペースを拡大し、より大きなサイズのスマートフォンに対応している。