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2000(平成12)年6月~2001(平成13)年4月
メルセデス・ベンツが始めて作ったSUVのMクラスを、メルセデス・AMG社(独)がスポーティかつエレガントにドレスアップしたモデルがAMG ML55。同社によって開発された5.5L V8SOHCエンジンは、347馬力を発生。このエンジンを搭載するために、エンジンフードにはMクラスには存在しない、2つのパワードームが造型される。ダイナミックさが強調されるオーバーフェンダーには、ハンドリングを高める18インチアルミホイールとワイドタイヤを収納する。ミッションは5ATで、ティップシフトを採用。駆動方式は4エレクトロニック・スタビリティ・プログラムによって、4輪それぞれのブレーキの独立制御とエンジン出力制御で、グリップしている有効な駆動輪に駆動力を配分するフルタイム4WD。ローギヤードを選択できるトランスファーも備える。サスペンションは前後ダブルウイッシュボーン。シート配列は前2名、後3名の5名定員で、それぞれが独立したレザーシートを採用する。安全装備として全車にデュアル&サイドエアバッグ、ABS、ブレーキアシスト、フォースリミッター&プリテンショナー付きシートベルトを標準装備。左ハンドルのみの設定。