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ポルシェSUVモデル、カイエン(CAYENNE)シリーズのニューモデルである「カイエンSトランスシベリア(TRANS SYBERIA)」。ベーシックモデル「カイエン」(V6 3.6L)、「カイエンS」/「カイエンGTS」(V8 4.8L)、「カイエンターボ」(V8 4.8Lツインターボ)のラインアップに加わったモデルで、カイエンSをベースとする。トランスシベリアは、モスクワからモンゴルの首都ウランバートルまで約7,200kmを走破する大陸横断ラリー。2006年はこの過酷なオフロードラリーに初参戦したポルシェカイエンSが優勝、そしてトランスシベリアラリー専用のラリーカーで挑んだ2007年では、プロダクションカーをベースにしたカイエンSトランスシベリアが、1-2-3フィニッシュを達成している。頑健なラリーカーと同様、公道を走ることのできるこのモデルは、4.8L V8のDFI(ダイレクト・フューエル・インジェクション)エンジンを搭載、高出力はカイエンGTSと同じく最高出力405ps/6,500rpmを発生させる。ポルシェカイエンSトランスシベリアには、電子制御ダンパーシステムであるポルシェ・アクティブサスペンション・マネージメントシステム(PASM)が標準装備されるほか、内外装もラリーレイドに参戦した車両に倣ったデザインが多く採用されている。6速MTとティプトロニックS、左/右ハンドルが選択可能。 |