「AD」は2006年に日産から発売されたライトバンタイプの小型車両です。1982年に初代モデルが発売された「ADバン」が、2006年に4代目モデルとしてフルモデルチェンジが実施された際に「AD」に車種名が変更されました。この車両は、商用車として利便性を考慮する専用設計がされたインストルメントパネルを採用しており、インストアッパーボックスの裏には自動車では世界初となるホワイトボードを標準で装備しています。2013年5月発売モデルでは、インストルメントパネルがブラックに変更された他、全車でメーターデザインが変更され、燃費計が標準設定されました。また、エンジンと駆動系が一部変更されたことによって燃費などが向上し「平成27年度燃費基準+20%」を達成しています。なお、2016年12月に「新世代の商用バン」というコンセプトのもと上級モデル「ADエキスパート」と統合され、「NV150 AD」に改名されています。※記載の文章は、2018年12月時点の情報です。