1959年にリリースされた「エルフトラック」は、いすゞの主力商品である小型および中型トラックです。このクルマは、ユーザーの作業性と快適性の向上が常に追求されており、1974年に集配作業に最適なフラットロー仕様車、1980年に広いキャビンスペースのワイドキャブ車、1990年にフロント独立懸架式サスペンションなどを他社に先駆けて採用しています。2006年に発売された6代目モデルでは、「See Global」のコンセプトが掲げられ、海外市場を見据えて、使用環境や法規などの徹底的な調査・分析を経て開発されました。なお、2007年から、マツダ、日産などにOEM供給が開始されています。現行最新モデルとなる2018年10月発売モデルは、コネクテッドトラックとして通信端末が全車に標準搭載されており、車両コンディションデータを活用した高度純正整備「PREISM」の実施が可能となっています。また、エンジンの主要コンポーネントが一新されたことで燃費性能が向上していますが、平成28年排出ガス規制に適合しており、平成27年度燃費基準+10%も達成しています。そのほか、このクルマの特別仕様車については、2017年10月発売モデルにラインナップされている「いすゞ自動車創立80周年記念特別仕様車」などがあります。この特別仕様車には、専用キャブカラーや赤のシートベルト、ロゴが刺繍された本革調シートなどが特別装備されています。※記載の文章は、2018年12月時点の情報です。