「ハイゼットカーゴ」は、ダイハツが展開する「ハイゼット」のライトバンタイプの自動車です。1999年に「ハイゼット」の9代目モデルで実施されたフルモデルチェンジの際に、バンタイプの車体がセミキャブ化され、名称も「ハイゼットカーゴ」に変更されました。このクルマは、同社の「ミラ」「ムーヴ」「テリオスキッド」などと同じ「QUALITY~Safety&Performance~」を基本コンセプトとし、「新しいRV市場の創造と新時代にふさわしい商用車の実現」を目指して開発されています。この車両には、衝突安全ボディに加えて衝突時引き込みステアリングが採用されており、安全性が向上されています。なお、2005年には、軽商用車として初となるハイブリッド仕様モデル「カーゴ ハイブリッド」がラインナップに追加され、2010年まで販売されていました。2017年11月発売モデルでは、「クルーズターボ」「クルーズ」「デラックス」「スペシャル」などのグレードがラインナップされており、それぞれのAT車には衝突回避支援システム「スマートアシストIII」搭載グレードも設定されています。このモデルでは、バックドアの大きな開口部と低い床により荷物の積み下ろしがしやすくなっている他、助手席前倒し機構により荷室の拡張も可能です。また、フロントバンパーの左右下部が「コーナーピース」として部分化されており、角に傷がついてもバンパー全体ではなく、別体パーツのみの交換で修理が可能となっています。ボディカラーについては、標準色として「ブライトシルバーメタリック」「ホワイト」が用意されているほか、メーカーオプションとして「ファインミントメタリック」「ライトローズマイカメタリック」「ミストブルーマイカメタリック」などが設定されています。※記載の文章は、2018年10月時点の情報です。