日産　X-TRAIL　エクストレイル　冷却水漏れ　ラジエター交換　岡山市　南区　｜車検・点検・修理のグーネットピット

いつもご覧いただきありがとうございます。
AJ安達太陽自動車サービススタッフの荒木です！

みなさんご存知ですか？
実は、、、
実は12月がもう終わりに近づいているということを！笑
時間の経過があっという間すぎてビビり散らかしています。

さてさて、今回ご紹介させていただくお車はこちら。

「日産　X-TRAIL」
とんでもなく売れた2代目NT31系エクストレイル。
当店でも何十台も販売させていただいたお車ですね。

今回の修理内容はこちら。

定番というほどでもないかもしれませんが、このモデルではよくあるラジエター本体からの冷却水漏れ。
ボンネットを開けた瞬間、あの独特の匂いが香ってきます。
もちろんリザーブタンクは空っぽで、至る所に冷却水が噴射された形跡が。。。

幸いにもエンジンへのダメージはないようなので、
今回はラジエター本体と付属ホースの交換となりました。
人間と一緒で「早期発見、早期治療」が鉄則ですね。

ラジエターを車両から取り外すにはアッパーホースとロアホースを切り離す必要があります。
フライヤーで固定バンドを緩めて、ホースの隙間に潤滑剤を少量吹きかけてグリグリと回してあげると。。。

スポッとホースが抜けます。
ホースも同時交換(再利用しない)で、固着がひどい場合はカッターナイフなどで優しく切れ込みを入れてあげてから抜き取る方法もありますが、
今回はすんなり抜けてくれました。

ホースが抜けると干渉するものがなくなるので、まずはファンがラジエターから取り外せます。
真上に優しく抜きあげるだけでOK。

その後はラジエター本体の取り外しを。
10mmのボルト2本のみで固定されているだけなので、さして難しいことはないはず。

こちらは交換部品。
低走行の場合はホースやバンドも再利用する場合もありますが、基本的には同時交換がオススメです。
ラジエターのみ新品に交換して再利用のホースから再度水漏れとなると二度手間なので。。。

全て交換して取り付けもOK。
エンジンとサポート部分のクリアランスが広めなので交換自体は1時間もあれば終わってしまいます。

交換後は冷却水の補充とエア抜きを。
全自動の交換マシーンなんて持ち合わせていないので、アナログな手法でエア抜きを行います。
今回使用した冷却水は希釈しない原液タイプを使用。

そして最後に所々折れているクリップを新品に交換。
ダクトやパネルを固定しているプラスティックのクリップ。
これが折れていると、走行中の異音発生の原因にもなるので小さなサービスです。

その後、サーモスタットが規定水温で開くかの確認と、暖房の効きを確認して問題なければ作業終了となります。
年の瀬前の駆け込み修理ですが、なんとか年内に納車ができて一安心です。

2025年もあと僅か。
ギリギリまで走り抜けますよー！！
それでは！

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