R56 MINI ミニ　ミニクーパー　オイル漏れ修理　オイルパンガスケット交換　タペットカバーパッキン交換　岡山市　南区　｜車検・点検・修理のグーネットピット

いつもご覧いただきありがとうございます。
AJ安達太陽自動車サービススタッフの荒木です！

年内稼働日が少なくなってきました。
でも不思議なことに、業務量は増え続けています。
何ででしょう？笑

さてさて今回は、以前ご紹介させていただいたお車の続きとなります。

https://www.goo-net.com/pit/shop/1001852/blog/1473390?prev=on
(前回記事)

取り外したオイルパン。
ご覧のように古い液状ガスケットが固着しているので、スクレーパーやオイルストーンを使用して綺麗に整えていきます。

エンジンブロック側の古いガスケットも同様、除去していきます。
ちなみに画像中央付近に見える赤色の矢印みたいな物体がオイルゲージ。

オイルパン、エンジンブロックの両面の古いガスケットが除去できたら、パーツクリーナーでしっかり洗浄、乾燥した後、新しい液状ガスケットを塗布します。
使用ガスケットはワコーズさんの「GM」。
少しお高いですが、ここはケチらずに。

オイルパンのガスケットが硬化するまでの間、他のオイル漏れ箇所を修理です。
まずはトルクス2本で固定されているエンジン上部のカバーを取り外して、
その後イグニッションコイルやプラグなども取り外します。

タペットカバーは数本のボルトで固定されているだけなので、サクッと取り外し。
カムシャフトやタイミングチェーンなどは走行距離の割には綺麗な状態を維持していました。
オイルパンのガスケットとは違い、ここはゴム製品のガスケットが使用されています。

新しいガスケットを取り付ける前に接地面をオイルストーンでならして脱脂。
この工程で手を抜くと、組み上げた後から再び漏れ出てくるので慎重に。
ガスケットを取り付けて規定トルクで全てのボルトを締めれば完成です。

こちらは取り外したイグニッションコイルとスパークプラグ。
少しオイルの付着が見られましたが、ワイヤーブラシで磨いて再利用とします。

ついでにカムシャフトセンサーも掃除をしておきます。
バラして掃除というわけではなく、汚れが付着しているセンサー部分をクリーナーで拭き取るだけでOK。
お金も手間もかかりませんが、後々発生するであろう不具合や故障のリスクを軽減できる作業です。

その後、オイルパンのガスケットも硬化してオイル漏れのないことを再確認して作業終了となりました。
久しぶりのR系ミニ。
たまにはアナログなクルマも楽しいですね。
それでは！

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