ＡＢＳ警告灯チェックランプ点灯・ワゴンＲ・左前センサー故障。

サスペンション・足回り修理・整備

2015年09月24日 12:01ＡＢＳ警告灯チェックランプ点灯・ワゴンＲ・左前センサー故障。

今回はＡＢＳ警告灯点灯についてお話します。IMG_0136[1]

修理内容は、走行時ＡＢＳ警告灯が点灯し続けるという現象で

お客様も不安がられていました。

整備作業は原因を探し出す事から始まり、

どれだけ的確に損傷・故障箇所を発見できるかにつきます。

すぐに発見できる場合もありますが、逆もまた然り。103

ですが最近は凄く便利な世の中になりました。

昔はエンジンの簡単な燃料噴射の制御くらいでしたが

医学の世界と同じ様に、自動車の世界もハイテクノロジー化が進み

ミッション・ブレーキ・ステアリング等々

コンピューターで各部を制御しています。これにつき

外部診断機と呼ばれるデンモクのような機械で

どの系統に異常が生じたのか調べることができます。

ＡＢＳ警告灯チェックランプ点灯・ワゴンＲ・左前センサー故障。

ハンドルの下辺りに装着可能箇所があるので

接続しコンピューターの指示に従い進みます。

この時異常があれば『異常コードあり』と表記されますし、

以前に異常を検地していた場合でも過去歴に

残るのですぐにわかります。が車内部のコンピューターも

機械であるためそちらが故障していた場合は

もうしっちゃかめっちゃかです（涙) なので最初の

お客様との問診、整備経験が物凄く大切に感じる部分も多々あります。

さて、外部診断機の画像を見ていただくと、

〔ホイールスピードセンサー電気系統異常〕と表記されています

車輪速度センサー系統に異常がある可能性が高いと判断。

整備の道しるべとなり、作業へと移ります。

ＡＢＳ警告灯チェックランプ点灯・ワゴンＲ・左前センサー故障。

まずＡＢＳセンサーはタイヤの裏側にがっちり装着されている為

ブレーキキャリパー・ブレーキローターを取り外し

作業スペースを確保します。　そして錆だらけのセンサーを確認！！

しょうがないことですが、やはり足回りは一番汚れて

錆びやすい部分なので、外すのめちゃめちゃ大変なんですｗ

古いセンサーは折れることもしばしば、、

今回はすんなり外れて早速装着箇所の錆を削り磨き

、錆止めスプレー噴射。

ＡＢＳ警告灯チェックランプ点灯・ワゴンＲ・左前センサー故障。

気休め程度ですが大切な作業だと僕は思います！から新品のＡＢＳを装着！

外したものを組みなおしていき再度外部診断機を接続！

診断結果は、、〔故障コードなし〕

今回はＥＣＵ（エンジンコンピューター）がしっかり

仕事をしていたようでスムーズに作業完了。

最後に試運転し最終確認！　問題なし！

ABS警告灯も消灯し

お客様も安心してお乗りいただけると思います。

ＡＢＳ警告灯チェックランプ点灯・ワゴンＲ・左前センサー故障。