ＭＩＮＩ　R60　前編　持ち込み　タイミングチェーン　シリンダーヘッドカバー　ベルトテンショナー　パーツ持込み取付け（持込み割増なし）・パーツ販売　輸入車・国産車・ハイブリッド車の整備・修理・車検・メンテナンス大歓迎！ご予約お待ちしており｜車検・点検・修理のグーネットピット

いつもご覧いただきありがとうございます。
以前グーピットよりご入庫いただき、リピートでのご依頼をいただきました。
今回の整備内容は【持ち込みタイミングチェーン・Vベルト・ベルトテンショナー取替え】です。
ご愛顧いただいているご期待に沿えるよう丁寧かつ几帳面な作業でお客様に安心と安全をお届けしたいと思います。
最後までお付き合いください。

ご入庫時の談話の中でエンジンオイルが減ると伺い問診を行いました。
エンジン下部からの漏れは見当たらず。
シリンダーヘッドカバーからのオイル漏れを発見しました。
対策品へのASSY交換が必要な旨を説明しこの部品のみ弊社で準備することになりました。

早速作業を開始します。
タイミングツール（SST)を使用しクランクシャフトをロックします。

カムシャフトもロックするのですがコマずれを起こしています。
正規の位置にカムシャフトを回転させ固定します。

クランク＆カムシャフトを定位置でロックしピストンヘッドを90度にします。

エンジンマウントを取り外せるよう諸々のパーツを外します。

抜き取ったタイミングチェーンです。
IN側とEX側のガイドを繋ぐ部位が破損しオイルパン内部に落下しています。
お客様の言ってたエンジン始動時のカラカラ音の原因はこれですね！

オイルパンを取り外し破片を拾い集めました。
オイルパンに液状ガスケットを塗布し組み直します。

タイミングチェーンとガイドを組み立てます。

カムシャフトINとEXのギアプーリーを取り付け、空転できるくらいにボルトを手で締め付けます。
SSTを使いテンションレールにテンションをかけチェーンの弛みをテンションレール側に集めます。

IN＆EXのカムシャフトに合いマークを打ちクランクシャフトを4回転させながらチェーンプロテクトオイルを塗布します。
クランクシャフトとカムシャフトの位置を再確認します。

フリクションプーリーを取り替えます。

Vベルトとテンショナーを取り替えます。

対策品のシリンダーヘッドカバーとベンチレーションホースを取替えます。
エンジンオイルを注入し外した全てのパーツを復元し、エンジン始動。
円滑に動いています。

仕上げにスキャンツール診断を行いDTCを消去
メンテナンスリセットを行い作業終了です。

これで快適かつ安心してお乗りいただけると思います。
お客様に完成報告後、ご納車の際に画像を観ながら
作業内容の説明をさせていただきました。
作業内容にもご満足いただけ幸いです。
この度はご用命いただき誠にありがとうございました。
愛車と共に素敵なカーライフを過ごしください。
今後ともお付き合いのほど宜しくお願い致します。
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