ダイハツ　タントカスタム（L375S）Vol.7　エンジンオーバーホール　組み立て編 シリンダーヘッド＆タペット調整　 国産車・輸入車対応・車検・整備・見積もりもお任せ下さい！八王子/日野/多摩地区/相模原/他地域のお客様も大歓迎です！｜車検・点検・修理のグーネットピット

前回、無事に腰下のシリンダーブロックと、ピストンの組み込みが終わりましたので
今度は『腰上』のシリンダーヘッドに取り掛かります。

バルブを分解してみた分かったのですが、
バルブシートの状態が非常に悪く、特にエキゾースト側はスラッジを嚙みこんで
ボコボコでした。

本来なら、バルブシートカットまたはバルブシートの打ち替えと行きたいところ
ですが、費用と時間を考えるとちょっと厳しかったので、バルブの擦り合わせで
頑張ることに。とはいえ、経験上摺り合わせで何とかなるとは思ってないので
どこまでいけるかやってみようとかなりの時間をかけましたが
完全にとまではいかず、

後から後悔したくないので、妥協できるレベルまでなったのか灯油で漏れがないかチェック。

１２本のバルブの擦り合わせが終わり、
今度はカムシャフトを組んでタペットクリアランスの計測と調整に入ります。

記事的にはずいぶん端折りますが、
組んでは計測しバラしまた組んでを繰り返してます。

バルブの擦り合わせを追い込んだことによってタペットクリアランスは
かなり変わっちゃって結局バルブリフターを
１０ケ程追加で購入しないとクリアランスの許容範囲内に入りませんでした。
エンジンの性能はもちろん、メカニカルノイズにも影響があるのでここはきっちり
ろうと思ってたので別にいいんですが、
これならいっそインテークもエキゾースト側も
バルブ新品にすればよかったな、、、、と後悔。

追加のタペットシム（バルブリフター）が届き、何とか納得いく数値に。
まるでパズルです。

カムシャフトを規定トルクで締め付け、これでシリンダーヘッドが完成。


前回
Vol.6　組み立て編　ピストン＆コンロッドのインストール
https://www.goo-net.com/pit/shop/0551431/blog/603643

次回は　Vol.8　いよいよブロック（腰下）とのドッキングです。
https://www.goo-net.com/pit/shop/0551431/blog/604083

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