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2021年07月10日 16:10スバル インプレッサWRX パワーステアリング修理/スパークプラグ交換
今回は平成22年式 GRF型 スバル インプレッサWRXのご入庫になります。
インプレッサとしては3代目に当たる当車は、2007年にデビューしました。
それまでインプレッサのイメージリーダー的存在であったセダンを廃止し、5ドアハッチバックのボディスタイルに一本化された当初は多くのカーマニアが困惑していたように記憶していますが、オーバーハングを切り詰めたハッチバック化は振り子のような慣性モーメントを減らし余計な動きを抑えられ、またタイヤの位置の感覚で振り回せる=道幅をより有効に使い切れるようになるといった考えから来るもので、言わばWRC(FIA World Rally Championship:世界ラリー選手権)でより有利に戦うための正当な進化でもありました。その軽快感のあるスポーティで戦闘的なスタイリングは、今となっては後に復活したセダンボディのGV系WRXより人気が高いように思えます。
今回ご入庫したWRX A-Line、型式から通称”GRF”と呼ばれるモデルは、2009年にラインナップに追加されたWRX STI史上初となるオートマチックトランスミッション搭載モデルです。エンジンはGRBのEJ20から輸出仕様のWRX同様2.5LのEJ25に改められ、よりワイドレンジなトルクバンドが与えられました。エキゾーストマニホールドも不等長となっており、ドコドコという鼓動感のあるサウンドは古くからのスバルファンにはたまらないでしょう。
さて、本題に入って行きましょう。
今回はステアリングギアボックスからのパワーステアリングフルード漏れでのご入庫です。
ステアリングギアボックスAssyとパワーステアリングポンプをリビルト品に、パワーステアリングホース一式は新品に交換致します。
ステアリングギアボックス自体の取り外しは下のガードプレートを外せば下に抜ける構造なのでそう難しくはないですが、配管の取り外しには少し難儀します。
パワーステアリングポンプの取り外しではオルタネータを退かすので、念のためバッテリーのマイナス端子は外しましょう。
ポンプを固定するブラケットは、後ろ側から入っている一本の長いボルトを見逃しがちなので注意しましょう。
水平対向エンジンのスパークプラグ交換は、慣れないと苦戦する作業です。
イグニッションコイルの取り外しには知恵の輪的なコツを要しますし、スパークプラグを外す際も工具の組み合わせを工夫しなければ工具が抜けなくなってしまいます。
取り外したプラグと新品の比較。
結構減りにバラつきがあるように見えます。
写真の撮り忘れが多かったので、いきなりラック取付後の写真です(笑)
ポンプやホース類も取り付け、パワーステアリングフルードを入れエア抜き作業をしたら、もう一度リフトを上げて漏れ点検。問題なければアンダーカバーを取り付け、フルードの油量を確認しリフトから車を降ろします。
実走し、ステアリングのセンターとサイドスリップを調整したら作業完了です。
対象車両情報
| 初年度登録年月 | 平成22年 | メーカー・ブランド | スバル |
|---|---|---|---|
| 車種 | インプレッサ | グレード | WRX STI Aライン |
| 型式 | CBA-GRF |
