BMW　車検整備　435i ブレーキパッドグリスアップ｜車検・点検・修理のグーネットピット

今回は、前回投稿したBMW　435iの続編です！
今日の投稿では、ENDEAVOUR株式会社で全車に行っているブレーキパッドのグリスアップ編となります

グリスアップとは、ブレーキの焼き付き防止や固着防止のための作業で、車検整備ごとに行うのが一般的です。

まずはBMWロゴの書いてあるバックルを外します。
マイナスドライバーなどを使用すれば楽に外せますが、無理やりはケガや破損に繋がりますので気をつけましょう。

続いては見にくいですがブレーキ残量センサー(通称パッドセンサー)です。
パッドが減り、このセンサーを削り始めるとメーターパネルに警告灯が点灯します。
パッドに固定されていますが、配線を引っ張るとすぐに切れてしまいますのでセンサー部分本体をラジオペンチでつかみます。

キャリパーの裏にキャリパー固定ボルトのカバーがありますので上と下の二個外していきます。

8ｍｍの六角でキャリパー固定ボルトを外しますが、スペースは広くはないのでケガには気をつけましょう。（私は指を挟みました。）

キャリパーが外せました。
外側はそのままですが、内側はキャリパーについています。固着している場合がありますのでマイナスドライバーなどでテコにて外します。

ドイツ車といえばブレーキダストですよね。。
ハブ側にも大量に溜まっていますのでワイヤーブラシで清掃していきます。
ありえないほどのブレーキダストで作業場がかなり汚れます。
ビニールなど敷いて作業することをお勧めいたします。

外したパッドですが、綺麗そうな場所はグリスとなります。その他はすべてブレーキダストです。

キャリパー固定ボルトです。
こちらは古いグリスをふき取り、新しいグリスを塗布します。
塗布を忘れると固着を起こしますので忘れないようにしましょう。

ワイヤーブラシにてパッドについているブレーキダストを清掃します。
ここまで綺麗になります。前後でコップの半分ほどのブレーキダスト量なので掃除が大変です。。

清掃できましたらパッドにキャリパーが当たる部分にグリスを塗ります。
パッドの面だけでなく、端の当たり面にも忘れず塗布します。

そのあとは元のように組付けて完成です。

このバックルですが、入れるときにコツはいりますが覚えれば簡単な作業です。
キャリパーの穴側の場所は片方だけ掛けるようにします。外側のテンションの場所は両方とも掛けられるところまで掛けておきます。

入っていない側の場所にマイナスドライバーを掛け、穴を利用してテコで簡単に入ります。
掛けるのが不十分だといきなり外れて危険なので確実に奥まで入れましょう。

いかがでしたでしょうか？
グリスアップは整備工場によってやるやらない分かれるそうです。
私としましては、固着や劣化などがわかるため車検ごとに作業することをお勧めいたします。

ENDEAVOUR株式会社では、車検や法定点検、一般整備、コーティングなど幅広く承っております。
待ち作業でも大歓迎ですので、是非ご連絡ください！

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