ランドクルーザープラド　エンジン警告灯と横滑り警告灯　LDA-GDJ150W　チェックランプ｜車検・点検・修理のグーネットピット

ランクルプラドの点検・修理のご依頼をいただきました。

症状は「エンジン警告灯」と、車がスリップしているオレンジ表示の「横滑り警告灯」が点灯して消えない状態です。

まずはOBD診断機を接続して故障コードを確認すると、現在・過去・仮とも故障コード「P20BB」と「C1201」を表示しています。
整備解説書にて確認すると、アドブルーの配管に関する故障ということで、データモニタとアクティブテストで確認し、単体の点検を行います。

単体点検は「ユリアチューブのヒータ回路」です。

整備解説書より基準抵抗値は6～8オーム、測定すると完全にオープンのようです。

全ての診断結果から、「ユリアチューブのヒーター回路の断線」で間違いないようです。

お客様に点検結果と修理にかかるお見積りをお知らせして、了承をいただいて交換作業を行います。

新品部品の到着後、交換を始めます。

新旧部品の比較をしてみると、カプラやコネクタ部の形状などが若干変更されているようです。

参考までに新しい部品の抵抗値を測定してみると、約8オームです。
ほぼ基準値内ですので問題ないと思われます。

新品部品の取付を行います。

アドブルーのポンプから、エキゾーストパイプの噴射器まで。

取付完了後、再びOBD診断機を接続して、故障コードの消去・確認を行います。

全てのコードが消えて、エンジン警告灯などのチェックランプも消えて完了となります。

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