メルセデスベンツ　W639　ビアノ・トレンド　クルーズコントロール取付｜車検・点検・修理のグーネットピット

メルセデスベンツW639　V350　ビアノ・トレンドにクルーズコントロールスイッチ（レバー）を取付したが、機能しないとの事でご相談を受けました。

レバーの取付自体は他店で取付したようですが、クルーズコントロールが機能しない。
恐らくコーディングが必要だろうという事で、近隣のディーラー・整備工場にも相談されたそうですが、断られ途方に暮れていたようです。。。

当社でも作業したことが無いので、やってみないと分からないとお伝えし
「やってみてください！！」との事でご入庫して頂きました。

遠方の方で夜中の3時過ぎにご自宅を出発されたようです（汗）



事前に下調べをして、こうして・ああしてと自分の中で点検ルートを作り
こうすれば成功するだろう！という筋道を立てていました。

車両を確認すると、スイッチを押してもスピードリミットのスイッチは点灯しません。
確認の為クルコンスイッチのコネクターが所定の位置に刺さっているかの確認をしました。



スイッチ自体は

こんな感じのスイッチでいたってシンプル。
青色コネクターがEZS本体に刺さります。

EZS（キーシリンダー）の裏を確認してしっかりと繋がっていることを確認。
ヒューズはEZSと共通の為、切れていればエンジンが掛からないので電源系統は省略。

ここまでの点検は事前に下調べ済みでしたので、ものの数分で点検終了。

ここからが本番です！！

コンピューター診断を行いエラーコードを確認。
コンピュータ自体クルコンを認識していない為、クルコン関係のエラーは出ていません。

筋道通りにコーディングを行い・・・・

スピードリミットのパイロットランプ点灯しました。

メーター液晶内にリミットスピードも表示されました。

表示は問題ありません。

早速試運転に出かけ、スピードリミット機能を確認。
（設定スピード以上でないようになります）
クルーズコントロール機能確認。
セット・キャンセル・スピードアップ・スピードダウン・復帰・ブレーキング時強制キャンセル。

全ての機能が問題なく作動する事を確認して、再度コンピューター診断。
作業終了です。

成功するか不安でしたが、下調べのおかげで拍子抜けするほどの作業でした（汗）
1発で決まっていなければ、長期戦又は迷宮入りになってしまうので
事前準備は大切だと、改めて思う作業でした。


ご来店ありがとうございました。


当社からのお願い！！

現在お電話での作業見積り、作業依頼は受け付けておりません。

お手数ですが必ずメールでお問い合わせください。
*メールでのお問い合わせに対して電話での回答もしておりません。

ご理解、ご協力をお願い致します。

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