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今回冷却水漏れとブレーキ警告灯でお預かりしました。
お預かりの際エンジンの振動がかなり大きかったので併せて点検させていただくことになりました。
早速点検していきます。

車を持ち上げて確認をすると漏れて乾いた後が見受けられました。
ただ、下から見るだけでは漏れ箇所の特定はできませんでした
ベルトカバーを外して横から確認すると漏れ箇所が分かりました。
サーモスタッドのパッキンから漏れていますね。
このお車はウォーターポンプもよく漏れるお車なので今回はウォーターポンプASSYでの交換をオススメしました。
部品構成も少し変わっており、ウォーターポンプにサーモスタッドがついていて、さらにオルタネーターのブラケットも兼ねています。

次にブレーキ警告灯の点検を進めて行きます。
テスター診断をするとフロントブレーキパッド摩耗の故障コードが入っておりました。
ただ、現車を確認するとブレーキパッドの残量もかなりありパッドセンサーもブレーキローターに接地すらしてませんでした。
断線の可能性がでてきましたので導通を確認すると導通しませんでした。
パッドセンサーのどこかで断線しております。

エンジンの振動に関してはエンジンマウントのちぎれでした。
この車種はちぎれやすいのでよくある整備かと思います。

部品も翌日には届き、早速作業にとりかかります。
ウォーターポンプ交換はオルタネーターを外して、コンプレッサーをずらしての作業になります。文で書くと簡単ですが、実際はスペースがかなり狭かったりコツがいります。
ウォーターポンプを外して見るとパッキンもかなりへたっておりました。
今回はサーモスタッドに入るホースも一緒に交換させて頂きました。

エンジンマウントはスムーズに交換可能でした。
外して見てもしっかりとちぎれていることが分かります。
交換後はエンジンの振動もかなり収まりました。

パッドセンサーに関しては交換後テスターにてリセットをして警告灯が消えたことを確認して作業完了です。
ウォーターポンプ交換の際にオルタネーターを外しておりますので時計やパワーウインドウなどの電装系を全て確認して、作業完了です。

今回いろいろな整備をさせて頂きました。
ワイエスオートサービスでは様々な作業をする事が出来ますので、いろいろな事をまとめてご依頼することも可能です。
もし、輸入車の整備でお困りの事がありましたらお気軽にワイエスオートサービスまでお問い合わせください。

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