NSX(NA1) ミッションオイル交換　冷却水交換｜車検・点検・修理のグーネットピット

和製スーパーカーといえばホンダＮＳＸと言う人も多いでしょう
1990年に発売され30年以上経過しますが、カッコイイです。
最近、メンテナンスをさぼり気味だったので　を理由にミッションオイルと
エンジン冷却水の交換のご依頼をいただきました。

余談となりますが
最近はスポーツカー全般の価格が高騰していて、特に20年以上経過した特定の車種はかなりの人気のようです。ＮＳＸもその一車種となります
そういうこともあって、街中でＮＳＸを見る機会もメッキリ減ってしまいました。

大切に乗っていただく為にもメンテナンスをしっかりやらせていただきます。

発売当初は　故アイルトンセナが開発に携わったとかフルアルミ製のボデーが話題になったようです。　（あとは価格・・・）

フルアルミボデーは現在でも、国産ではＮＳＸのシリーズと初代のインサイトだけだったはずです
非常に難しい技術で高額になるのも納得です

では、早速整備を始めていきましょう
作業自体は簡単に説明すると抜き換えになるので難しいことはありませんが
エンジン冷却水の冷却水路に入る空気の混入を抜き取るのに時間が掛かりそうです。

下廻りには空気の整流板が取り付けられていたり、少々のカスタムもされているようです

ミッションオイルは１枚目の写真の赤丸の所がオイルの抜き穴（下）と注入穴（上）です

総数2.7リットルとデータにありますので、４リットルの缶をご用意いたしました。
お客様の要望で今回は純正指定のオイルです。

下側のプラグ（栓）を外し抜き取ります
上側のプラグ（栓）から出てくるまで注入する　となります

エンジンの冷却水も同じように抜き取りようのプラグ（栓）を取り外して抜き取ります
注入はラジエータキャップを取り外し注入するのですが、ここで前説明でも書きましたが冷却水路に混入した空気を抜く通称エア抜きという作業が必要になります。
空気が混入されたままでと冷却されずオーバーヒートの原因となってしまう為です。

ＮＳＸは車の後ろにエンジンが有り、車の前にラジエータがあるので冷却水路が普通の車輌より長い為空気を追い出すのが大変です
メーカーから出ている手順書通りに行うのがセオリーです。
通路の各所に空気抜き用のプラグ（栓）があり、そこから空気を抜いてやる手順です

車のボンネットの中にはエンジンはありませんね
エンジンを始動して暖めたり、冷やしたりして完成ですがきちんとエア抜きするのにほぼ一日を
要した作業でした

一通り作業を済ませたところです。
オイルや水関係の交換ですので見た目は変わりませんが
故障の抑制や、乗り味（フィーリング）なんかは体感いただけます。

ｐｓ　メカニックが試走にでましたが結構緊張しながら出て行きました（笑）

スポーツカーでもファミリーカーでもオイル交換はメンテナンスの基本です
車検や定期点検の時じゃなくてもお気軽にメンテナンスのご依頼お待ちしております

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