S660 HKS GT100R　ターボ交換｜車検・点検・修理のグーネットピット

HKSのターボを取付させていただきました。

今回のS660のお客様は石川県からのご来店です。
ありがとうございます。

営業時間開始と同時に作業をスタートし、本日中にセッティングまでおこないます。

まず、エアークリーナーボックス、触媒、中間パイプを取り外していきます。
台数をこなしておりますので、およそ1時間半ほどでターボ本体まで取り外すことが出来ます。

今回、触媒を純正からHKS製キャタライザーへと交換をおこないます。

左側が純正触媒
右側がHKS製品（すでに遮熱版を取り付けてあります）

純正ターボ本体を外して、HKS製と並べてみました

左側が純正ターボ
右側がHKS製ターボ

オイル配管内部の清掃と、オイルラインのフィルター交換、各ガスケットを新品にして、取り付けていきます。
触媒もHKS製品を取り付けます。一部遮熱板の加工が必要です。
マフラーも同時にHKS製への交換を依頼されましたので、一緒に交換をおこないます。

インテークパイプには耐熱性のサーモテープを貼りつけて、ターボからの熱の影響を伝わりにくく対策をおこなっておきます。

次は、燃料ポンプ交換です

燃料タンクを下ろします
固定ステー、燃料ホース、電源カプラー、遮熱板を外せば下ろせます。

ずいぶんと砂埃がたまっていますので、ポンプを取り外す前に清掃をおこなっておきます。

それではポンプ本体を外してみます。

続いて、ポンプを交換するために分解をおこないます。
ここでも、燃料ラインの追加加工などが必要となります。

純正ポンプとHKS強化ポンプ（右）

プレッシャレギュレータを純正からHKS製に交換します

あらたに追加したリターンホースを接続します

燃料タンクを車両にもとの状態に戻して、次は調整式レギュレータを取付します。

ここまでくると、あと少しです。

インタークーラー、エアークリーナーボックス、燃料ラインを元に戻したら、クーラントを入れて、エアー抜き作業をおこないます。（真空引き装置にておこないます）

フラッシュエディターに当社オリジナルデーターを入れて、セッティングをおこないます。

ラッピングさせるために、エンジン回転数とブースト圧を、ゆっくりと順番にあげていきます
これを何度も繰り返しおこなったあと、各部の増し締め、オイル、水漏れなどの点検をおこない、一度冷却ファンで水温、吸気温度を下げます
その後、時間をおいてからパワー計測をおこないます

今回時間の都合上、ダイノパックの画像が撮れませんでした。

パワー計測の結果だけアップします

ブースト1.2kg/cm2
パワーは92.35ps　
トルクは13.15k

ローラー換算で110psほど出ている計算になります


今回は石川県よりご来店いただきましてありがとうございました。
またのご来店をスタッフ一同お待ちしております。

ありがとうございました。

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