34GTR スカイライン｜車検・点検・修理のグーネットピット

おはようございます。
２日連続の大雪には参りました。
太陽が昇る前の早朝の路面は、かなり危険です。
ちょっと、ブレーキを踏み込むと、スースーと車体が、あらぬ方向に流れていきます。
アイスバーン（凍った路面）では、スタッドレスを装着していても、慎重に運転をおこないましょう。


今日は、３４GTRにブローバイキャッチタンクを取り付けします。

ブローバイキャッチタンクとは？
エンジンは走行中に燃焼室からクランクケース内へと混合気が吹き抜けていきます。
このガスが、クランクケース内のオイルと混ざったものをブローバイガスと呼びます。
このガスは、大気汚染の問題から、再度、インテーク部分からガスを吸わせることでこの問題を解消させています。
ただ、この時に、吸わせているのはガスだけではなく、オイルも同時に吸わせているのです。
混ざり合った、オイルは劣化してエンジンにはあまり良くはありません。

そこで、オイルのみをタンクに残し、ガスだけを吸わせようとしているものが、今回、取り付けをおこなうタンクです。

画像のものが、キャッチタンクになります。

上のパイプから、オイルとガスが混ざったブローバイガスが入り、比重のあるオイルのみ、タンクに溜め込み、もう片方のパイプからは、ガスだけをインテーク部分へと再循環させて吸わせています。

純正の、ウォッシャータンク部分に取り付けをおこないますので、まずはウォッシャータンクの取り外しをおこないます。

中央部分に見える、白いタンクです。

キャッチタンクの左側部分には、ウォッシャー用の水が入るタンクになっています。
丸いキヤップがあるほうです。

配管を取り付けて、ウォッシャー用の水を入れれば完成です。

続いて、バッテリー交換。

３４GTRは、純正状態でトランクルームに設置されています。

バッテリーは、丈夫な補強プレートに囲われて、簡単には取り外しができません。
左奥のほうに、少しだけバッテリーの頭部分が確認できると思いますが・・・

まずは、この補強プレートの取り外しにかかります。

ボルト、ナットを取り外して、補強プレートを取り外すと、ようやくバッテリーが見えてきました。

３４GTR専用のバッテリー

新品バッテリーに交換して、作業は完成です。

作業が終えた頃には、太陽が顔を出して気温もあがり、温かい一日となっていました。