Ｋ様Ｚ３３、プラグも新品へ交換しておきます。｜車検・点検・修理のグーネットピット

サクション周りの作業をしていた
Ｋ様のＺ３３ですが
このタイミングで
プラグも新品へ交換しておきます。

ご契約の時には
オーナーさんへ
どういった使い方をするのかなども
確認させてもらっています。

プラグにはいろいろな種類があり
長寿命プラグや
高回転域での失火の出にくいプラグ、
ＮＧＫの赤箱のような
レーシングプラグなど。

全開域での性能だけを追求するのであれば
当然ながら
レーシングプラグなどの選択となりますが
寿命は短く、
街乗りで低回転域しか使用しない場合には
なんのメリットも無くなります。

特にフルノーマルの車であれば
仮にサーキット走行をするって事でも
ＮＧＫの赤箱までは必要ない事がほとんどです。

ただサーキットをメインって事であれば
当然ながら全開域がメインになるので
長寿命プラグっていう選択肢ではなく
ＨＫＳなどのプラグっていう選択で
いいんじゃないかなと思います。

今回は完全に街乗り、
オーナーさんは１９歳で
これから運転を覚えていくっていう
スタート地点なので
ＤＥＮＳＯのプラグを使用します。

ただエキマニ・フロントパイプ、
マフラーにＶＸ－ＲＯＭといった仕様なので
純正から１番熱価を上げておきます。

Ｚ３３はプラグホールパッキンがダメになって
イグニッションコイルが
オイルで浸っている事が多いです。

プラグを交換しないとしても
ある程度の距離走ったら
コイルにオイルが付着していないか、
これを確認する事も
大切なメンテナンスの一環です。

まったく問題ないですね。

コイルがオイルで浸ってしまうと
失火して
チェックランプが点灯する事も多いです。

故障コードだけを見て
イグニッションコイル交換ってのは
危険ですね。

ちゃんと状況を確認した上で
修理の選択が大切です。

Ｖ６エンジンなので
プラグ交換はちょびっと手間ですね。

片バンクの３本交換したら
反対のバンクへって感じで
確実に作業していきます。

外したプラグは、

特に問題ないですが
納車時にプラグを新品交換しておけば
オーナーさんとしては
調子のイイ状態で
長く乗ってもらえます。

すべて組み付けが完了したら
サクションとエアクリ、
遮熱板を組み付けしておきます。

遮熱板をしっかりと
干渉しないように加工しておいたので
エアコンパイプに緩衝材を巻いておかなくても
確実に干渉する事はないです。

その場しのぎの
干渉対策よりも
将来を見越した作業をしておくと
将来的に余計なトラブルを
避ける事ができるので
社外品の装着時には
こういった事は大切です。