Ｓ様エクストレイル、ブレーキ周りの確認やクーラント・ブレーキフルードの交換など。｜車検・点検・修理のグーネットピット

車検でお預かり中の
Ｓ様エクストレイルですが
入庫時の段階でクーラントが
ダダ漏れだったので、

クーラント交換とあわせて
キャップも交換しておきます。

ディーゼルのエクストレイルなので
暖房の効き始めが遅いのは
ある程度は仕方ない部分もありますが
ちょいとサーモスタットの開閉に
怪しい部分がありそうです。

このあたりはオーナーさんにお伝えしておき
今後どうしていくかを
考えておく必要がありそうですね。

運転席側のウォッシャーが
屋根に向かって飛んでいっているので
こちらは調整しておきます。

エンジンカバーや
エアダクトなど
点検時に外したパーツは
綺麗にしておきます。

納車整備時に
前後パッド交換してもらっているようなので
残量としては特に問題無さそうです。

ドラム内は
必要部分にグリスが無くなっていたので
このタイミングでグリスアップと
エアブローしておきます。

ハブ面の錆びも
少しでも綺麗にしてから
ローターを組み付けします。

パッドはエアブローしてから
組み付けします。

リアローターの状態が
それほど良くないので
次回パッド交換時には
ローターは同時交換が必須ですね。

納車整備の予算内でやる事なので
同時にローターまで
交換してくれるお店は少ないと思いますが
そういった場合には
ローターの部品代を
オーナーさんに負担してもらえれば
一緒に交換しておきますよっていう
提案が店側からあってもいいように感じます。

オーナーさんにとっては
そっちのがメリット大きいと思いますが。

納車整備時には
あくまでもパッドを交換しているって事みたいで
パッドクリップには
ダストがこびりついています。

外して綺麗にしてから
組み付けしておきます。

ブレーキフルードの状態は
全然綺麗で
まったく問題ないですね。

右フロントの
ビスが無くなっていた部分は
バンパー側のグロメットも
一緒に吹き飛んでしまったみたいです。

それぞれ部品を取り寄せして
組み付けしておきます。

すべての作業が完了したら
最終の走行チェック、
漏れチェックをしたら
アンダーパネルを組み付けします。

アンダーパネルのクリップも
いろんなサイズ・形状が
入り混じってますね。

もちろんちゃんとしたサイズで
しっかりと固定されていれば
形状違いでもいいんですが
クリップサイズが小さくて
固定部分がグラグラしてます。

すべて交換して
しっかりと固定しておきます。

基本的にはボルトで固定、
クリップはおまけ程度で固定っていう
アンダーパネルであれば
問題ないですが
エクストレイルは
すべてクリップでの固定なので
しっかりと固定しておきたい部分です。

最後に完全に冷えた状態で
クーラントのタンクレベル調整をして
すべての作業完了となります。

Ｓ様、今回も作業のご依頼
ありがとうございました。

全体的に綺麗な車だと思うので
長く乗るつもりであれば
懸念点を早めにつぶしておくのも
ひとつの選択肢だと思います。

またなにか気になる点などありましたら
お気軽にご連絡下さい。