Ｉ様ＪＺＸ１００チェイサー、点火系のリフレッシュやロアアーム＆アクセルワイヤーの交換。｜車検・点検・修理のグーネットピット

各部整備中のＩ様チェイサーですが
プラグチェックの時に
コイルカプラーのツメが割れている事に
気付きました。

定番なので
当たり前と言えば当たり前ですね。

ちなみに３個中２個はカプラーのツメ割れ、
１個はコイル側のツメが無くなっており
配線を少し引っ張っただけで
カプラーが外れてきました。

これがどれだけエンジンにとって
リスキーなのか
ちゃんと理解する必要があります。

当然カプラーは新品に交換しますが、

外したカプラーは
砕け散っていきました。

こちらがツメの無くなったコイルです。
ツメあるじゃんって見えるかもですが
実際には小さな三角のツメがいるんです。

オーナーさん的にはこのタイミングで
リフレッシュしちゃいたいって事だったので
コイルは３個交換、
プラグコードも新品に交換します。

外したプラグですが、

あまり使用した事が無いタイプで
ＮＧＫなんですが
国内ＮＧＫのホームページには
適合にも記載されていないタイプでした。
ネットで安く売られてるプラグなのかな？？？

オーナーさんとしては
基本的にはライトチューンで
乗る予定って事だったので
番手は下手に上げず
ノーマルと同じ番手でプラグ新品交換です。

点検中に気付いた
フロントロアアームですが
ブッシュが千切れていたので
こちらも左右新品へ交換します。

写真で分かるかな？？？
外したアームのブッシュは
半分近く千切れちゃってます。

手の力でコレなんで
車両装着状態ではもっと遥かに
力がかかる部分ですね。

こちら側は
さらに酷い状態ですね。

大きなブッシュなので
この部分だけの交換でも
走行フィールに違いが出てきそうですね。

点火系のリフレッシュもしているので
トルク感なんかも
違いを体感してもらえたらうれしいですが
こればっかりは分からないですね。

下廻り点検時に
ステアリングラックから
オイル漏れがありました。

ダダ漏れって訳でもないですし、
年式的にこれくらいは仕方ない部分なので
まずはしっかりと綺麗に洗浄しておきます。

定期的に入庫してくれる方であれば
一度綺麗にしておけば
どれくらいのサイクルで
どれくらいの量が漏れているのか
判断が出来るようになります。

常に綺麗にしておくのは
大切な事だと思います。

アクセルワイヤーですが
調整限界を超えて、

本来であれば
ワイヤー内部への侵入を防ぐ為の
キャップが装着される部分も
調整のネジ山として使用されていました。

まだ新品ワイヤーの供給があったので
このタイミングでアクセルワイヤーを
新品に交換しておきます。

本来であれば
先端のネジ山部分には
ゴムキャップがかぶさっていないと
ダメなんですね。

残すはブレーキ周りと
水廻りのリフレッシュですが
まぁ、いろいろとやってる途中でも
出てきてくれちゃう訳です・・・。