ＡＰ２型Ｓ２０００電動パワステ（ＥＰＳ）のチェックランプ点灯修理です。｜車検・点検・修理のグーネットピット

黒いＳ２０００から
新しくＳ２０００に乗り換えしたんですが
当初から電動パワステが故障していました。

といっても
故障の多いＥＰＳコンピューターはすでに廃盤、
トルクセンサーはまだ供給があるので
トルクセンサーを交換していきます。

ちなみにこのトルクセンサー、
交換そのものは地味に大変といえば大変ですし
ラクチンと言えばラクチンです。

意味の分からない文章ですが
やれば分かるって感じです。

まぁ、交換した後でも
しっかりとトラブルコード出るんですけどね。
もちろん故障コードは消去しています。

こちらが交換前。
電動パワステ本体を
交換しなきゃダメなの？って思いそうですが
チェックランプの点灯症状などから
本体やコンピューターは
大丈夫でしょって判断です。

コンピューターがダメだったら
それはそれで
どうにかすればいいだけなので
とりあえず現状でどうにかしていきましょう。

とにかく各数値から
原因を追究していきます。

コードを消去、
その時は消えてくれても
走り出すとチェックランプ点灯。

原因と思われる部分を解決して
しばらく走行、
あれ点灯しないじゃんって思ってたら
２０ｋｍくらいの距離を走行したら
また点灯・・・。

へへへ、
素敵な状況ですね。
頑張って直していきましょう。

なんせ途中から
ＶＳＡのチェックランプも
点灯してきちゃいましたからね。

悪化しているように思えますが
「センサ論理異常」って出てるので
ここをクリアすれば
どうにかなる感じです。

ＶＳＡ付き車なので
舵角センサー側もチェック、
ステアリングが変わっている
ＶＳＡ付きのＳ２０００は
注意が必要な部分があるので
そちらも確認しておきます。

特に中古車を購入時から
ステアリングが変わっている車の場合は
注意しないといけないです。

ここからはひたすら
診断機の数値を見ては
怪しいと思われる部分を
ひとつひとつチェックと
対策をしていきます。

ここだぁって目途を付けた部分を対策して
これでいけるぜぇって思って
走り出したらチェックランプ点灯した時の
ガッカリ感はメカニックさんであれば
分かってもらえるはずです。

それでもひたすら
ひとつひとつクリアして
最終的に故障コードが出なくなりました。

もちろん各センサーに、

問題が無い事や、

作動させた時に
各数値の確認もしておきます。

もちろんチェックランプも
完全に消えてます。

エアバッグランプが点灯しているのは
点検の為に抵抗を外してるだけなので
こんなのはどうとでもなるので
後からクリアすればいいだけです。

ただ修理途中で
しばらく良かったのに
あとから点灯って事があったので
ここから１００ｋｍくらい走行、
いろいろなパターンで作動させて
一切点灯しない事を確認しておきます。

最終的にはここから
３００ｋｍくらい走行、
高速も走りましたし、
いろいろな条件を試してみましたが
完全にクリアです。

結果論でいうと
トルクセンサーを交換しない状態で
試してみたかった事がいくつかありました。

論理異常って部分が
センサーが悪くてなのかってのも
興味がある部分ですね。

ただトルクセンサー故障も多い車なので
新品になったからＯＫって感じです。