Ｋ様ＡＰ１型Ｓ２０００納車整備スタートです。｜車検・点検・修理のグーネットピット

１０年前にレクサスＧＳをご購入、
そこからハイラックスサーフ、
１年前に５１プリウスを
ご購入頂いたＫ様ですが
１年経過して
プリウス面白くないから
面白い車に乗りたいって事で
ご連絡が・・・。

プリウス売る時に言いましたよね、
楽しむ車じゃなくて
経済的な車、
面白さ求めちゃダメだよって。

もちろん人による部分もありますが
基本的には
運転の楽しさを求める車じゃないと思います。

ご来店頂いて話をし始めて
８６かＢＲＺかなぁ～ってご希望でしたが
いろいろ話をしているうちに
黒いＳ２０００に乗る事になりました。

このＳ２０００は
僕が乗っていたＳ２０００で
ちょうどＳ２０００からＳ２０００に
乗り換えた直後で
これから売りに出していく予定でした。

５年くらい修理しながら乗っていたので
なにが悪くて
なにに手を入れてあるのか、
すべて記録してある車です。

納車整備は
乗っていて今後やっていこうかなぁって
思っていた部分を中心に
手直しをしていきます。

自分で乗ってる分には
そこまで気にならなかったけど
ＭＴ車を保有するのは初めてなので
出来るだけ気楽に乗ってもらえるように
作業を進めていきます。

前期のＳ２０００なので
運転に注意する部分は当然ありますので
運転の仕方から覚えてもらう感じになります。

まずはエアクリＢＯＸを外して
ファンベルトの交換、
テンショナーやアイドラーのベアリング交換などを
やっていきます。

ベルトが外れると
オルタネーターまで
もう１歩になるので
このタイミングで
オルタをリビルト品へ交換しておきます。

もう２５年経過、
距離も１２万ｋｍオーバーなので
交換できるタイミングで交換しておきます。

このタイミングで交換しておけば
オーナーさんも気楽になると思います。

ベルトは僕が乗っている時に
一度交換しているので
ヒビ割れも皆無ですが、

せっかくなので交換しちゃっておきます。

今回、リビルトオルタだけでなく
左右パワーウィンドレギュレーター＆モーターＡＳＳＹや
左右サッシュホルダーＡＳＳＹ、
ドアスピーカーなど
結構交換する部品が多いので
テンショナーやアイドラーは
ＡＳＳＹ交換ではなく
プーリーのベアリング単品で交換しておきます。

テンショナーは印があって
ちゃんと規定値にあるので
ちょいとここら辺で予算を抑えておきます。

まだこのままスロットルのカーボン除去や
エアクリＢＯＸの配線処理などをやっていき
そのまま他の部分も
しっかりと見ていくようにします。

せっかくＳ２０００に乗るのであれば
修理ばかりじゃ嫌になっちゃうでしょうし、
出来るだけ最低限のメンテナンスで
やっていけるように
やれる事はやっておきます。

それでも当然ですが
故障もあるでしょうが
それも含めて頑張って維持と
Ｓ２０００の楽しさを
味わってもらいます。