Ｔ様ＩＳ－Ｆ、リアバンパーリテーナーの交換をご依頼です。｜車検・点検・修理のグーネットピット

先日納車させてもらった
Ｔ様のＩＳ－Ｆですが
リアバンパーのクリアランスが
気になってしまったようです。

特にクレームとかって訳じゃないですが
ＩＳ－Ｆの前に乗ってもらっていた
ＧＤＢインプレッサも
かなり綺麗な状態を維持してもらっており
こういった細かい部分が
気になっちゃうみたいですね。

車を大切にしてもらっている証拠ですね。
ここのクリアランスが
気になってしまったようです。

ただこの部分は
バンパーリテーナーが原因の場合と
バンパー側が原因という場合があり
外してみないと分からない部分です。

その事をご理解頂き
リテーナーや
細かい部分の交換をしておきます。

リテーナーは
バンパーの保持をしているのが
主な役割ですが、

リテーナーと
ボディの間にはガスケットが入っています。

このガスケットがダメになると
車内に水が入る原因になるんですね。
もう１５年くらい経過しているので
このタイミングで
こういった部分も交換しておきます。

１５年も経過すれば
リテーナーを外した時に
ガスケットは破れるんですが
まったく破れがないんです。

この辺りにレクサスの細かなクォリティが
見えてきますね。

アイコードさんのデモカー時代に
交換しているかもですが
前オーナーさんの手に渡ってから
１０年は経過しています。

１０年経過で
このガスケットが破れないってのは
異常って思えるくらいの
クォリティかなと思います。

この部分も
ガスケットを使っているので
一緒に交換。

ここも同様ですね。

１０年以上経過の車は
こういった部分を
バンパー外すの時に
一緒にやっておくと
雨漏りの可能性を減らす事が出来ます。

すべて交換が完了したら
あとはリアバンパーを組み付けして
クリアランスチェックです。

こちらが元の状態。

こっちがリテーナー交換後です。

理想はあと２ｍｍクリアランスが
狭くなるといいんですが
これはバンパー側の事になってくるので
仕方ないです。

運転席側がちょいと気に入らないですね。
サイドは特に問題ないですが、

テールランプ下のクリアランスが広いです。
バンパー側の取付部分に割れがあって
かなり細い部分で保持されています。

接着剤でくっつけれるような部分でもないので
どうしようもなさそうです。

プラスチック補修材で補修しても
柔軟性が無くなって
すぐ割れてきちゃう部分です。

Ｔ様、今回も作業のご依頼ありがとうございました。

完全修理とはならなかったですが
これ以上を求める場合には
リアバンパーの交換になっちゃうので
とりあえずこの状態で
乗ってもらえればといったところです。