Ｔ様Ｚ３３クーラント漏れ修理とＧＴウィング取付。｜車検・点検・修理のグーネットピット

Ｚ３３にお乗りのＴ様ですが
電話でクーラントが漏れているって事で
ご連絡頂きました。

いつも書いていますが
クーラント漏れは
エンジンへのダメージに
直結する場合があります。

保険のレッカーを使って
ご自宅まで
引取に行ってきました。

下廻りを確認したところ
どうやら純正の水冷式オイルクーラーの
配管からの漏れみたいです。

製作したお店さんが
空冷オイルクーラー装着に合わせて
純正の水冷式は撤去しているようです。

その際に配管もすべて撤去ではなく
メクラで対応しているみたいで
そのメクラからのクーラント漏れでした。

配管もすべて撤去となると
エアコンコンプレッサーの
取り外しも必要になるので
オーナーさんと相談して
メクラの交換をする事に。

あとは通常通り
クーラントのエア抜きをして完了ですね。

多少のクーラント漏れであれば
そのまま走っちゃう人もいますが
あまりおすすめ出来ないです。

特に最近は任意保険の特約で
レッカーくらいは
ほとんど付帯されているので
こういったサービスを使って
対応するのがいいかなと思います。

お預かりさせて頂いた時に
一緒にコレ付けといてって事で
Ｃ－ＷＥＳＴさんの
ＧＴウィング渡されました。

中古になるからなの、
元々がこういった製品なのか分からないですが
取付部分がぷっくりとふくらんでいます。

リアゲートに置いてみても
明らかにガタツキがありますが
オーナーさんに確認したところ
とりあえずどうにかしといてみたいな感じだったので
まぁ、やってみます。

取付部分は
鉄板が２枚になっており
間に空間があるので
そのままだとしっかりとトルクがかからないです。

一度、捨てボルトとナットを使って
鉄板同士が合わさるように
締め込んでおきます。
当然リアゲート側に歪みが出ますが
これは仕方ないです。

前オーナーさんが使用していた時も
この関係でＧＴウィングの取り付け部が
ふくらんじゃっているのかなって。

取付ボルトが
ゲート裏のゴムと干渉するので
ホールパンチを使って
ゴム側を綺麗に処理しておきます。

穴あけ部分は
室内とはつながっていないので
特に防水の処理は必要無さそうです。

穴あけした部分を
錆び止め塗装しておきます。

Ｚ３３にＧＴウィングは
個人的にかなり好きです。

リアの丸っこい感じが
一気に迫力でるのかなと。

Ｔ様、今回も作業のご依頼ありがとうございました。
またなにかありましたら
お気軽にご連絡下さい。