Ｆ様ＧＤＡインプレッサ、ラジエターパンクです。。。｜車検・点検・修理のグーネットピット

ちょうど１年くらい前から
各種作業のご依頼を頂いている
ＧＤＡインプレッサのＦ様ですが
お正月に連絡が来て
どうやらラジエターが
パンクしてしまったようです。

お正月中は実家に帰っていたのと
脚車はあるって事だったので
連休明けすぐに
積車にて引き取りに行ってきました。

この時に大切なのが
ラジエターパンクした時の状況です。

クーラント漏れしてすぐに気付いたのか、
しばらくエンジンをかけていたのかなど
状況をしっかりと聞いておきます。

Ｄｅｆｉの水温計が装着されていたので
ＰＥＡＫ値がリセットされてしまう前に
ＰＥＡＫ値の確認もしておきます。

車を引き取ったら
そのままオーナーさんには
店に来てもらい
どういった方法で車を修理するのか
しっかりと決めていきます。

車の使い方から
ラジエターは純正でいくのか、
容量アップするのか、
容量アップする場合には
銅２層でいくのか、
どういったモデルの製品を選ぶのか。

アルミラジエターのメリット、
銅２層のメリット、

ラジエターホースは純正なのか、
ＳＡＭＣＯなどの社外か、
サーモスタットは
今回のパターンだと交換ですが
純正かローテンプかですね。

たかがラジエター交換ですが
その選択肢はかなり多くなります。

いろいろな選択肢を見てもらい
それぞれのメリット・デメリット、
その車やオーナーさんの使い方であれば
これなんかいいんじゃないです？といった事を
いろいろご提案させてもらいます。

最近は各社からお値打ちな
アルミラジエターが販売されていますが
価格が安いにはその理由があるので
その内容もしっかりとご説明させてもらいます。

最終的にはラジエターは
トラストさんの
アルミラジエターへ交換になりました。

ホースは純正、
サーモも純正でいくようにします。

アルミラジエターにするメリットのひとつに
アッパーホースに割り込ませてある
水温センサーを
ラジエター側へ打ち込める事ですね。

ちなみにこの水温センサーは
オーナーさんがご自身で取付ですが
センサー根本のハーネスが捻じれちゃってます。

将来的にハーネス断線の原因になっちゃいますね。
ダメですよん。

クーラントが漏れていたので
各部に漏れたクーラントが付着しています。

アンダーパネルの
クリップやボルトもすべて洗浄しておきます。

クーラントを抜いた時も感じましたが
クーラントの交換歴が
あまり良く無さそうですね。

サブタンクの底には
汚れがかなり溜まっています。

いつもサブタンクを外して洗っている理由が
コレですね。

アンダーカバーや、

サブタンクなどを
すべて綺麗に洗っておきます。

あとはラジエターを外して
新しい部品に交換ですが
インプレッサなどは
お値打ちなアルミラジエターに交換した場合、
トラップが潜んでいるので
そのあたりのトラップが
将来的に悪さをしないように
しっかりと対策をして
組み付けしていきます。

そんな訳で
インプレッサのラジエター交換は
通常のラジエター交換よりも
ちょいと時間がかかります。